スタッフブログ

2018/10/28

祭り・イベント

福井市美術館で開催されている「ナショナル ジオグラフィック写真展―地球の真実―」を見てきました。

 

 

記録写真や動物写真で知られる雑誌『ナショナル ジオグラフィック』。
日本人としてただ一人、その表紙を2度飾ったのが岩合光昭さんです。

 


表紙を飾った2冊と岩合光昭さん 
(ナショナル ジオグラフィック日本版公式サイトより)

 

ちなみに上の写真展チラシに使われているライオンの写真も岩合さんの作品。《生死をかけた戦い》と題されたこの写真は、一頭の雄ライオンが群れの中の雄に戦いを挑んだ様子を捉えています。激しい戦いの末、この挑戦者は最後に頭をかみ砕かれてしまいます。岩合さん自身もライオンに襲われる危険のある切迫した状況下での撮影でした。

 

その他多くの展示作品のいくつかはメイキング映像やカメラマンのインタビューも見られます。中でも特に印象的だったのは、ポール・ニックレンが水中でヒョウアザラシを撮った時のエピソード。その
ヒョウアザラシはニックレンのことを狩りの下手な仲間のアザラシと勘違いしたのか、自分が獲った
ペンギンを何度も運んできたのです。ニックレンいわく、「きっと私を飢え死にしそうな仲間だと思ったのかもしれません。こんな経験ができて、写真家としてこの上なく幸せです」。

 

地球の極限の地を探検して命懸けで撮られたような写真の迫力にも圧倒されますが、やはり動物の写真は心打たれるものがあります。この地球は人間だけのものではないことを改めて教えられた気がしました。(H.S)

2018/10/11

祭り・イベント

福井県立歴史博物館で行われている特別展「幕末維新の激動と福井」を見てきました。

 

 

幕末明治福井150年博の一環として開催されているこの特別展には、初公開の貴重な展示が2点あり
ます。ひとつは、坂本龍馬の花押(署名)付書簡の原本。そしてもうひとつは、橋本左内の紋服です。

 

坂本龍馬のその手紙では、薩摩藩士に同行して関東に行くことを福井藩士・村田氏寿に知らせており、花押付の原本は全国でも唯一という大変貴重なものです。

 

また、橋本左内の紋服は、左内の母 梅尾が遺品として大事に持っていたものです。表は黒い絹地ですが裏が藍染になっていて、今も鮮やかなその藍色を見ると、左内が本当に若かったということを目の当たりにした気がします。

 

橋本左内関連の展示では、自筆の「啓発録」の掛け軸(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)や「明道館諸役輩名簿」などもあり、見事なバランスで几帳面に書かれた筆致からは左内の聡明さがダイレクトに伝わってきました。

 

他にも、松平春嶽、由利公正、横井小楠、坂本龍馬、西郷隆盛の書簡や資料も数多くあり、非常に見応えのある展示でした。(H.S)

2018/09/21

祭り・イベント

2018年10月21日結の祭ポスター

今年も、人・物・食そして生活を結ぶためのお祭「結の祭」が

10月21日(日)(11時~21時)に福井県越前市の「蔵の辻」にて開催されます。

 

蔵の辻とは。。。

総社大神宮斜め向かいに白壁の蔵が建ち並ぶ通称「蔵の辻」と呼ばれるおしゃれな一角があります。

この地区は江戸時代以降、関西から北陸方面への物資の中継基地として栄えており、

それぞれ商人たちの蔵が並んでいました。今は市街地活性化の一環として整備され、

「蔵の辻」として市街地の新名所となっています。

参照:越前市観光サイト、蔵の辻より

 

 

2018年10月21日結の祭詳細

「結の祭」は福井県出身・在住の若者によって主催されているお祭りです。

地元の食材を使った美味しい食べ物がいただける屋台はもちろん、

全国で活躍しているアーティストによる音楽やダンスのライブパフォーマンスが楽しめます。

 

大人から子供まで楽しめるワークショップでは和太鼓、音楽、ダンス、木を使ったミニチェア作り、

ヨガ、スケートボードなどが体験できます。さらに、今年は世界一のDJを決める大会

DMC (Disco Mix Club)で5年連続(2007年~2011年)優勝をしたDJ YASAさんが教える

DJスクールも行われます。

 

 

去年2017年結の祭で行われたライブのひとこま

写真は去年のライブパフォーマンスの様子です。

 

私が去年訪れた時には、皆さん気楽に遊びに来ているような様子で老若男女、家族、友達同士、

お一人様問わずノンビリ楽しめる素敵なイベントだと感じました。

 

会場はそこまで大きくないので、目の前で見ることができたシンガーやダンサーの素晴らしい

ライブパフォーマンスには感動しました。

 

パフォーマンスの他にも、餅つき大会、おろしそばやタコスなど世界の郷土料理、懐かしいおもちゃを

売っている雑貨や洋服の屋台がありました。そして夜になるとちょうちんや、焚き火、ろうそくで

会場がライトアップされ、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。

 

さらに宝探しや、ドロ団子作りなどの子供たちも遊べるスペースがあるので子供も大人も楽しんでいました。機会があれば是非、「結の祭」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

出演者の1人で福井県を中心に活動しているレゲエミュージシャン、「Sing J Roy (シングジェイロイ)」さんの歌「だんね~ざ 福井弁の唄PV」のビデオをシェアさせていただきます。お楽しみください。

「だんね~ざ」は福井弁で「気にしなくていいよ、全然いいよ」という意味です。

 

 

T.F

2018/09/08

祭り・イベント

8月25日(土)に九頭竜川の河川敷にて、「永平寺大燈籠ながし」が開催されました。

今年で31回目を迎えたこちらのイベントは、夏の終わりを告げる風物詩で毎年

県内外から多くの人が訪れます。

 

昼と夜の部に分かれていて、私は夜の部から参加しました。

 

昼の部は14時から始まり、太鼓のショーでイベントのオープニングが行われた後、

仮面ライダーショーや、地元出身の歌手のライブや、お笑いライブが行われました。

 

夕方、会場に到着するとすでに、たくさんの人と出店で賑わっていました。

 

 

日本の祭りの出店でおなじみの、たこ焼き
地元の川で獲れた川魚

出店の中にはお馴染みのたこ焼きや、お好み焼きの他に地元料理もありました。

 

 

永平寺大燈籠流し

19時になると奥の方のステージから曹洞宗大本山永平寺の役寮・雲衲衆による法要が聴こえてきて、

会場の雰囲気はガラリと変わり、厳かな空気が漂いました。その後、1万基の供養燈籠と願い燈籠が

九頭竜川に流され、あたりは幻想的な雰囲気に包まれました。

 

燈籠が浮かぶ美しい川面を楽しんだ後は、色とりどりの花火が夜空を彩りました。

 

機会があれば、屋台で地元料理を楽しみ、法要を聴いて心を落ち着けて、川を流れる1万基の

美しい燈籠の光や、花火大会も楽しみに「永平寺灯篭流し」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

T.F

 

詳しくはこちらから

第31回「永平寺大燈籠ながし」ホームページ

2018/08/01

祭り・イベント

2018 福井フェニックスプラザ ポスター

先日のブログでご紹介した福井フェニックスまつり。

1日目(8月3日)のメインイベントはフェニックス花火でしたね。

 

そして祭りの2日目も様々なイベントが市内のあちこちで催されさらに盛り上がります。

今回は「YOSAKOI イッチョライ」のご紹介です。

 

外国人にも大人気の「YOSAKOI イッチョライ」は、

8月4日、15:45から福井市の中央大通りで始まります。

合計39チーム(一般31チーム、こども3チーム、県外5チーム)で競います。

 

なぜそんなに好きなのか、ある外国人に聞いたところ、あの独特な衣装と激しい音楽、

圧倒されるダンスが大変魅力的だと話していました。

女性が巻いている「さらし」がかっこいい、挑戦してみたいと話す方もいました。

 

 

こちらの動画は去年の福井フェニックスまつり 「YOSAKOI イッチョライ」の一部です。

暑い中、参加者の皆さんは力強い踊りを披露しました。

おそろいの派手な衣装を着て大きな旗を振り、叫び声にも近い掛け声をかけ合い、

ピッタリ合った踊りは圧巻のパフォーマンスでした。

 

「YOSAKOI イッチョライ」は、福井商工会議所青年部が 「YOSAKOI ソーラン祭り」

(高知県の「よさこい祭り」と「北海道のソーラン節」を融合させたイベント)に出会い、

福井市でも開催しようと1999年に始められました。

 

ルールはシンプルに2つだけです。

手に鳴子を持って踊ることと、曲の中にイッチョライ節のフレーズを取り入れることです。

 

機会があれば是非、見てみてくださいね!

福井フェニックスまつり YOSAKOIイッチョライ

 

T.F

2018/06/22

祭り・イベント

はすまつり2018年
はすまつり情報 2018年

7月上旬から8月上旬にかけて、福井県南越前町にある

花はす公園では可愛くも美しい花はすでいっぱいになります。

 

世界中から集められた120種類が咲いており、

中には2,000年ぶりに咲いた千葉の「大賀蓮」なんていう珍しい花も見られます。

 

はすの花は決してきれいな環境とはいえない

濁った泥の中でしか咲かないのはご存知の方も多いと思います。

 

このことを人生に例えると、

泥とは困難や悲しみなどで、はすの花は自分と考えられるかもしれません。

簡単ではない状況の中でも、学びながら成長できれば、より良い自分になれますね。

 

機会があれば、はすまつりに足を運んで、花はすを見て美しいという感動だけでなく、

その美しい花を咲かせている環境のことに思いをはせてみてはいかがでしょうか。

 

詳しくはこちらから  南越前町観光情報サイト 第26回はなはすまつり

 

T.F

2018/05/31

祭り・イベント

今年も、奈良県の音楽祭「ムジークフェストなら」に行ってきました。今年は一ヶ月早く、5月7日(月)から6月3日(日)までの開催です。もちろん、お目当ては5月26日(土)と27日(日)の2日間に渡って行われた「沖縄の音楽と笑い  命のお祝いフェスト」

 

今年は一ヶ月早まったおかげで、梅雨入り前の絶好のフェス日和の中、音楽や笑いを楽しむことができました。野外でお昼から飲むオリオンビールも最高でしたよ。(H.S)

 


初日は琉球舞踊で幕開け

 


THE SAKISHIMA meeting
大人気の素敵なお二人、私もファンです
向かって右、石垣島出身の新良幸人(あらゆきと)さんと
向かって左、宮古島出身の下地イサムさんのユニット
石垣島+宮古島だから先島なんですね

 


琉球國祭り太鼓奈良支部の皆さん
大迫力のエイサー、毎回鳥肌ものです

 


楽しい名曲「ユイユイ」で知られる山川まゆみさんが結成したゆいゆいシスターズ
シスターズと言っても、向かって左の二人は母娘なんです
ちなみに中央が山川まゆみさん
沖縄は、親子や兄弟で活動している率が高い気がしますね

 


大トリはディアマンテス
夏にぴったりで大盛り上がり

 


会場は奈良公園奥の春日野園地
後ろに若草山が見えます
この美しいロケーションに出演アーティストの皆さんも大感激

 


猿沢池の近くにぽつんといた鹿さん
まんじりともせず固まってます
なぜかというと前方から散歩中の大型犬がやって来たから
もちろんリードに繋がれてはいますが、鹿の緊張が伝わってきました
気楽に見えて動物にも色々と気苦労があるんでしょうね

 


奈良の大仏さま
今年もお会いしてきました

2018/05/01

祭り・イベント

先日、福井県出身の国際政治学者、若泉敬(1930~96年)の顕彰会が、若泉氏と交流のあった外交
ジャーナリストの手嶋龍一氏を招いてトークライブを開催、私も聴いてきました。

 


講演中の手嶋氏
(若泉敬顕彰会Facebookページより)

 

冒頭、顕彰会会長が、沖縄返還交渉の密使として尽力した若泉氏が亡くなってから21年が過ぎ、県内にその功績を知る人も減ってきた中、4年後には沖縄返還から50年という節目を迎えるので、それに向けて若泉氏の思いをもっと広く伝えていきたいとの決意を話しました。また、会長は「若泉氏は当時の
日本のキッシンジャー」とたとえたのですが、手嶋氏は唯一それには反論させて欲しいと。なぜなら
この二人の人格があまりにも違い過ぎるからで、キッシンジャーに比べて若泉氏の人格がいかに優れていたかを話してくれました。

 

私も、以前ブログ「若泉 敬を知っていますか?」にちょっと書きましたが、若泉氏は、その経歴や肩書き、背負っているものの計り知れない重圧にかかわらず、素顔はとても物静かでまったく偉ぶらない
印象がありました。

 

また福井県国際交流会館には若泉氏ゆかりのこんな展示品「マイク・マンスフィールド地球儀」もあります。

 

手嶋氏は、若泉敬は決して過去の人ではなく、今なお向き合うべき議論を示しているということ、もし若泉氏がいなかったら、沖縄返還は大幅に遅れていただろうということ、また日本の初代国家安全保障局長である谷内正太郎氏は若泉の愛弟子でもあったことから、谷内氏を通じて若泉氏の考えが現在も
引き継がれているとも話していました。

 

折しも11年振りに南北首脳会談が行われた今、若泉氏が生きていたらどう受け止めたでしょうか。
そして将来、若泉氏が心を痛めていた沖縄の米軍基地はどうなるのでしょうか。この稀有な国際情勢の過渡期をしっかり見届けたいものです。(H.S) 

 

【手嶋龍一氏プロフィール】
元NHK政治部記者。湾岸戦争では最前線へ。9.11同時多発テロ事件では11日間の昼夜連続の中継を
担い、冷静かつ的確な報道で視聴者の支持を得た。2005年NHKを退局。
翌年、日本初のインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表。姉妹編『スギハラ・ダラー』と
合わせて50万部の大ヒットに。現在は、大学や外交研究機関で外交・安全保障を中心に後進の指導にも熱心に取り組んでいる。68歳。

2018/04/10

祭り・イベント

4月8日(2018年)に若狭町の宇波西(うわせ)神社で行われた「王の舞」を見てきました。「王の舞」(おのまい)は若狭地方の16もの神社で、その多くが4月から5月にかけて行われている伝統的な神事です。

 

赤い衣装をまとい赤い鼻高面と鳥兜を着けた踊り手が、笛と太鼓に合わせて一定の振付を延々と繰り返す、という所は一昨年美浜町の彌美(みみ)神社で見た王の舞と同じですが、踊り手の仕草や衣装、鳥兜のデザインなど違うところもあります。他の神社のを見ればまた違っているところがいろいろあるのでしょう。でも細部の違いはともかくこの共通の行事が若狭地方一帯で現在まで継承されていることに興味を引かれます。
T.S

 

宇波西神社の王の舞
王の舞(宇波西神社)

 

彌美神社の王の舞
王の舞(彌美神社)
低い姿勢から前方に鉾を突き出す印象的な動きは共通だけど前後の動作が違う

 

宇波西神社の王の舞
鳥兜(宇波西神社)

 

彌美神社の王の舞
鳥兜(彌美神社)
様式化された宇波西神社の鳥に対して彌美神社のは具象的で華やか

2018/03/29

祭り・イベント

3月24日から始まった福井市立郷土歴史博物館 の春季特別展「江戸・京・大坂と城下町福井」を
見てきました。

 

 

今回の主な展示は、福井城下の眺望図や江戸の景観図、洛中洛外図屏風や大坂市街図屏風などです。
当時、航空写真などなかったはずなのに、緻密な鳥瞰図を描いた御用絵師の才能には改めて尊敬の念を抱きます。

 

江戸一目図屏風を見ると、かつての江戸が川を中心に発展していることが分かります。
「日本橋」ももちろんちゃんとあります。今の東京からは想像できませんが、もしこういう水路を生かして都市開発を行っていたなら、アムステルダムやベネチアみたいな観光都市になっていたのかも?
なんて妄想するのも楽しいものですね。(H.S)

 

※開催期間の前期・後期で展示の一部が入れ替わります。

 


元号が明治に改められて今年で150年。
福井では幕末明治福井150年博と銘打って関連の歴史イベントが目白押しです。

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