スタッフブログ

2017/08/23

アート・工芸

巨大な食べ物の模型が並ぶ渡辺直美展 その1
巨大な食べ物の模型が並ぶ渡辺直美展 その2

 

先月下旬におとなり石川県のイオンモール新小松で開かれていた「渡辺直美展」で見た巨大な料理の皿々。唐揚げやパスタ、ハンバーガーなどがこれでもかと積み上げられていました。もちろん本物ではなくてリアルな食品サンプルです。

 

食べ物が題材ということでついオルデンバーグの巨大なハンバーガーを連想したりしますが、ポップアートの批評性といったような小難しさはここにはありません。大好きな食べ物をドーンと盛ってみました!という渡辺さんの幸せそうな笑顔が目の前に浮かびました。
T.S

2017/03/02

アート・工芸

割れた陶磁器を修復する「金継ぎ」という方法があることは知っていたんですが、
鯖江市河和田にある漆塗りの工房を訪ねた際、今もそういう修理の注文はあって、この技術が生きているということを知って驚きました。

 

高価な陶器に限らず、陶芸の体験で作ったお皿が割れたので直してほしいというような注文もあるんだそうです。

 

と言うようなことを知った直後、偶然立ち寄ったTSUGIという素敵なデザインオフィスのテーブルの上に見覚えのある、先日ふくい工芸舎で取材したばかりの陶芸家木村好博さんの「千点文のコンポート」がありました。しかも金継ぎされています。

 

大事に使われているんだなと嬉しくなりました。

 

TSUGI / ツギ | 福井県鯖江市を拠点に活動するものづくり+デザインユニット

 

T.S

2017/02/21

アート・工芸

川島小鳥展 境界線で遊ぶ

金津創作の森アートコアで開催中の写真展「川島小鳥展 境界線で遊ぶ」に行ってきました。被写体へのストレートな視線がいいなあ。それが表れてしまう写真というメディアの不思議な魅力を感じます。

 

川島小鳥展 境界線で遊ぶ

今週末の2月26日にはご本人、川島小鳥さんのトーク&ワークショップがあるとのこと。写真家の言葉を聞いてみたいですね。

 

おやすみ神たち(部分)

言葉といえばこの会場に写真とともに展示されていた谷川俊太郎の詩の冒頭の一節が心に残りました。

T.S

 

↓金津創作の森のページ

川島小鳥展 境界線で遊ぶ

2017/01/13

アート・工芸

滋賀県の長浜盆梅展は1952年から始まり、今年で66回目になり、約300鉢の中から90鉢が純和風の
座敷に展示されます。中には高さが約3メートルのものや、樹齢約400年の梅の木もあります。

ということで、こちらの盆梅展は歴史、規模ともに日本一の盆梅展で、毎年多くの人が訪れるのです。


館内は純和風の座敷がメインになっていて、部屋中に梅の甘い香りが漂い、雰囲気も楽しめます。

寒い時期なので、暖かくして楽しむことをお勧めします。

 

*動画は去年(第65回 長浜盆梅展)お邪魔したときに撮影したものです。

 

T.F

 

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2016/12/14

アート・工芸

久しぶりに美術館へ行ってきました。
前々から楽しみにしていた 「ランス美術館展」を観るためです。

 


ランスとはフランス北部シャンパーニュ地方にある古都の名前。
「ランス美術館」はそのランスの中心部にあり、シャンパーニュで財を築いた
富豪たちからの寄贈品を基に、1913年に開館しました。

 

なぜ楽しみにしていたかと言うと、もう十数年前になりますが、
ランスを訪れたことがあるからです。
シャンパーニュのメゾンを訪ねてみたくて、パリから足を延ばしました。
街に着くまでに目に入るのはなだらかな丘陵地帯に延々と広がる葡萄畑。
陽の光を浴びるその風景はただ美しいだけでなく、
フランスが農業大国であることを改めて実感させるものでした。

 


シャンパーニュ地方の葡萄畑 

 

お目当てのメゾンはモエ・エ・シャンドンとパイパー・エドシックを見学。
両社とも見学コースが整備されており、製造工程をしっかり学べます。

 

ランスは世界遺産のノートルダム大聖堂がその威容を誇る静かな街でした。
パリと違ってのんびりしているランスでは、レストランで食べた食事もとても美味しく、
対応してくれたギャルソンも感じがよくて、旅のいい思い出になっています。

 

さてこの展示会での目玉は何と言っても藤田嗣治でしょう。
ランスは、藤田が洗礼を受け、レオナール・フジタとなり、
かねてからの夢だった礼拝堂建築を成し遂げたゆかりの地なんですね。

 

この藤田嗣治を含む計70点が並ぶ「ランス美術館展」。
私はバルビゾン派と呼ばれる風景画が好きで、今回の展示の中では
カミーユ・コローの「川辺の木陰で読む女」がお気に入りです。

 

会期は12月25日(日)まで。
何かと忙しい師走ですが、今年の締めくくりに普段なかなか観られないフランス絵画に囲まれて
しばし優雅なひとときを過ごすのはいかがですか。(H.S)

 

2016/11/08

アート・工芸

先月から福井市立郷土歴史博物館で開催されている「福井の仏像」展。
私は個人的に一度、そして撮影取材で二度、見学してきました。
合計34体もの仏像は、どれも福井県嶺北(北部)の寺から特別に出張展示されているもので、
地元にこんなにも歴史のある仏像が残っていることにまず驚きます。 

 


福井県嶺北で現存するもっとも古い木彫仏である虚空蔵菩薩坐像。
平安時代初期(9世紀)のもの。
(越前市大滝町 神宮堂所蔵)

 


印象に残る勢至菩薩立像。鎌倉時代(13世紀)のものです。
端正なお顔立ちなのに、後世の修理で無理やり玉眼が嵌め込められた目が何とも
痛々しく見えてしまいます。斜め横から見てみると本来のお顔の美しさが分かりますよ。
(鯖江市中野町原 勢至堂所蔵)

 


聖観音立像。平安時代(11世紀)のものです。写真では分かりづらいかもしれませんが、
右足がわずかに前に出ています。観音様はあらゆる場所に現れて人間の苦しみを
救ってくれる仏様とされていて、右足を出して今にも動き出しそうなのは
まさに「今助けに行くよ」という行動力を表しているんですね。
(坂井市三国町南本町 西光寺所蔵)

 

仏像たちを何度も繰り返し眺めるうちに、とても身近な存在に思えてきて、
癒されるだけでなく、無償の愛に包まれているような穏やかな気持ちになりました。

 


仏像に興味のある方はもちろん、これまであまり関心のなかった方もぜひこの機会に
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。11月23日(水・祝)まで開催。(H.S)

 

※写真は特別に許可を得て撮影したものです。

福井市立郷土歴史博物館 Facebookページ

 

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2016/08/08

アート・工芸

越前焼作家司辻(かさつじ)健司さんの工房におじゃましました。ちょうど司辻さんは制作中で、汗を滴らせながら粘土を積み重ねては指でならし、さらに叩いて締めるという作業を繰り返しています。今作っているのは形を確認するためのいわば試作品で焼く予定は無いとのことでしたが、その丁寧な仕事ぶりは本番にしか見えません。プロはすごいです。

 

ひも作りで大きな作品を制作中。顔から汗が吹き出ています。

 

これでまだ予定の高さの4分の1ほどとのこと。

 

 

今日も気温は35度付近まで上がって、工房の外は強烈な日差しでした。

 

T.S

 

 

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2016/08/03

アート・工芸

「ハーイ、コンニチワ! ヤヨイちゃん」と「ハーイ、コンニチワ! ポチ」

「ハーイ、コンニチワ! ヤヨイちゃん」と「ハーイ、コンニチワ! ポチ」。9月25日まで福井県あわら市の金津創作の森で開かれている現代アートの企画展に行って草間彌生さんの作品と対面して来ました(この作品は撮影可)。この作家については何十年も前から知っているのに作品の実物を見るのは初めてで何だか不思議な気分です。現代アートの面白さを堪能してきました。
T.S

 

ぐるっと展望!現代アート入門 -高橋コレクション―

企画展「ぐるっと展望!現代アート入門 -高橋コレクション―」のリーフレット

 

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2016/07/20

アート・工芸

陶芸というと多くの人が思い浮かべるのはロクロでしょうか。現在アマでもプロでもほとんどの人が使っているのは電動のモーターで動くロクロですが、先日取材させていただいたある若手越前焼作家は蹴(ケ)ロクロと呼ばれる古いタイプのロクロを使っていました。

これは重い木材でできた円盤を二つ上下につないだ形をしていて、上の円盤に土を載せ、下の円盤を足で蹴って回します。ご本人によると足の力加減ひとつで回転方向もスピードも自由に変えることができ、何より静かなのがいいとのこと。

 

小鳥の鳴き声がよく聞こえる里山の工房に、モーター音の無い作業風景がとても似合っていました。

 

T.S

2016/07/12

アート・工芸

昨夜ある越前焼の作家さんの工房で、窯焚き風景の写真を撮らせていただきました。

現代の陶芸ではガス、灯油、電気、薪と表現に応じて多様な燃料が使われます。薪の入手や窯の設置場所に関して他の燃料より制約が多いですが、焼き締めが伝統の越前焼を受け継ぐ作家の中には今も薪窯を使う人が比較的多いような気がします。

 

窯に薪を投入すると炎が噴き出します。窯の近くにいる本人は暑くて大変だと思いますが、離れて見ていると薪の炎ってきれいです。

 

薪が投入されてしばらくすると高い煙突の上から炎が上がりました。

T.S

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