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映画「グリーンブック」鑑賞

2019/03/07

映画

本年度のアカデミー賞作品賞を受賞した映画 「グリーンブック」を見てきました。

 

映画の舞台は1962年のアメリカ。ナイトクラブで用心棒を務めていたイタリア系のトニーが、
ドクター・シャーリーという黒人ピアニストの運転手として採用されます。トニーの役目は、
差別の激しい米南部で演奏旅行をするドクターの安全を守りながら、ドクターが住んでいる
ニューヨークのカーネギーホールまで無事連れて帰ること。

 

映画の中で、ドクターが「暴力は敗北だ」と言うシーンがあります。当時のアメリカでは黒人のみならず、イタリア系、中華系の人々に対しても差別がありました。日本に住んでいるとリアルに想像するのは難しいですが、その凄まじいまでの差別を受け入れて生きるということは、一体どれほどの忍耐を人に強いるものなのでしょうか。それでもドクターは「暴力は敗北だ」と言い切りました。今の日本に
置き換えるとするなら、「いじめやDV、パワハラは敗北だ」とも言えるかもしれません。

 

ドクター・シャーリーを演じるマハーシャラ・アリが、エレガントで知的でとにかく素晴らしいです。ヴィゴ・モーテンセンも、粗野だけど憎めないトニーを見事に演じています。見終わると、あたたかい気持ちで胸がいっぱいになる、とっても素敵な映画でした。(H.S)

 


私の好きな1シーン
トニーが妻に書いている手紙をドクターが添削します

 


グリーンブックとは…
1936年から1966年まで毎年出版されていた、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブック
こんな本が実在したこと自体がショッキング

 

今年のアカデミー賞では「作品賞」「脚本賞」「助演男優賞」を獲得