囲炉裏の魅力 ― 千古の家のそばがき Part2 2020年06月23日 古民家 いつも実際に火が焚かれている千古の家の囲炉裏。暖をとったりお湯を沸かしたりするだけではない、重要な働きをしています。 囲炉裏にかかった鉄瓶のお湯で入れていただいた抹茶。 そば粉をお湯で練って作るそばがきも、かつては囲炉裏のまわりで手軽に作られ、食べられていました。 初めは木そのものの色だった柱や梁が長い間囲炉裏の煙を吸って黒光りしています。 その煙の成分がこれらの木材から害虫を遠ざけ、この家を守ってきたのです。 千古の家の立派な破風からはいつも囲炉裏の煙が立ち上っています。 English