「笑い」で健康づくり<福井県・まちかど県政>
2020年06月23日
身体や心の健康づくりに大きな影響を持つと考えられている笑い。笑うことで癌に対する抵抗力が高まり、糖尿病患者の血糖値上昇を抑えられるなど、様々な実験結果が報告されています。笑いを健康づくりに役立ててもらおうと県と関西大学が連携し、2012年1月14日に「第五回 関大×ふくい笑い講」を開催しました。
会場ではまず関西大学の森下伸也教授が「日本の初笑い」と題して基調講演を行い、古事記に出てくる笑いの力にまつわる話を紹介。また、同大学の女子学生(写真上)や、去年開催した福井女性落語大会の入賞者、日本で初めての女性落語家、露の都さんによる寄席も開かれ会場はおおいに盛り上がりました。
さらに今回は専門家による子供を笑顔にするための特別企画講座も開催。神戸市の男性保育士と、笑いを測定する機械を研究、開発しているNPO法人が「子育てに役立つ笑いとユーモア」と題して、子供を笑わせる接し方を解説。また同じく神戸市のアートセラピストが「色の魔法で心に笑顔」をと題し、色鉛筆やクレヨンを使ったお絵かきを通し、子供の感情を読み解く方法などを紹介しました。