リャキルナ/チャスキ春風コンサート 2017.03.04
2017年12月06日
2016年に大野市の高木武夫さんを中心に結成され福井県内で活動するアンデス音楽グループ「チャスキ」が今年(2017年)3月4日に越前市のブックカフェ・ゴドーで行った春風コンサートから。
※チャスキは昔インカ帝国内を縦横無尽に駆け抜けた飛脚のこと。
「リャキルナ」は絞り出すようなサンポーニャによるメロディーが印象的な曲。リャキルナは「悲しい人」という意味で、スペイン人に村ごと強制移住させられたボリビアの人々が望郷の思いを歌ったもの。日本語の歌入り。
楽器紹介
チャランゴ
5コース複弦のマンドリンに似た楽器。昔は胴にアルマジロが使われたが今は木製がほとんど。
ボンボ
ヤギなどの毛のついたままの皮を張った太鼓。
ケーナ
葦や木の筒に穴をあけたもので尺八とほぼ同じ構造。
サンポーニャ
葦笛、パンフルート。長さの異なる筒を束ねたものを2つ重ね、交互に移動してドレミファ音階を出す。
チャフチャス
木の実などを束ねたリズム楽器。振って音を出す。
ギター