沖縄の伝統芸能エイサー「唐船ドーイ」琉球國祭り太鼓 福井支部
2019年04月21日
2017年10月7日(土)福井県越前町にある越前陶芸村で行われた越前秋季陶芸祭での琉球國祭り太鼓福井支部によるエイサー演舞から最後の演目「唐船(とうしん)ドーイ」です。
「唐船ドーイ」は、エイサーや祝宴、民謡居酒屋などで最後に必ずと言っていいほど演奏されるアップテンポでとても賑やかな沖縄民謡です。この曲がかかると、皆でカチャーシーを踊ってお開きになります。
琉球國祭り太鼓の皆さんは、この曲が始まるとお客さんのところにやって来て、エイサーの太鼓を実際に叩いてもらったり、カチャーシーを披露したりしながら、最後にふさわしく場を盛り上げてくれました。
この日の陶芸祭では、個性的な陶器がたくさん展示販売されていて、見て歩くだけでも楽しめました。
【エイサーとは】
本土の盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつ。各地域の青年会がそれぞれの型を持ち、旧盆に地域内を踊りながら練り歩きます。その起源については諸説ありますが、1600年頃、浄土宗の上人が仏典を踊りながら唱える念仏踊りを伝え、エイサーに発展したとも言われています。
「琉球國祭り太鼓」は、沖縄の伝統芸能エイサーをベースに、空手の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきで、今や沖縄を代表し、若者に圧倒的な人気を誇る創作太鼓集団です。1982年に沖縄市の泡瀬を中心とした若者たちによって結成されて以来、沖縄が大切にしてきた
「迎恩」の心を打ち響かせてきました。
結成35年目を迎える現在、その輪は沖縄を超え、日本国内49支部・海外6カ国27支部、総勢2,500名余り(2018年8月現在)。世界規模にまで活動の場を広げています。