福井市木田地区の伝統野菜「木田ちそ」収穫始まる
2019年07月03日
福井市木田地区の伝統野菜「木田ちそ」の収穫が今年も本格化しており、生産農家の方が、鎌で一つ一つ刈り取っています。この動画は、福井新聞社公式YouTubeチャンネルより、昨年の収穫の様子です。
木田ちその栽培は明治20年頃から始まったとされていて、肉厚の葉と強い香りが特徴。今年は6月に適度に雨が降ったので生育は順調とのことです。
紫蘇(シソ)の語源は”紫の蘇る薬”。薬草として重宝されていたそうです。木田地区では「しそ」がなまって「ちそ」と呼ばれるようになりました。
木田ちそは、梅干し用にはもちろん、ジュースにするのもおすすめだそうです。煮たシソを取り出さずに一晩置くと、さらに香りが楽しめるとのこと。木田ちそと、それを使った「木田ちそサイダー」は、県内のハーツ各店やJA福井市の農産物直売所「喜ね舎(きねや)愛菜館」で販売されています。