コウノトリを再び福井の大空へ<福井県・まちかど県政>
2020年06月24日
2015年10月3日に福井県越前市白山地区でコウノトリの放鳥式典が行われました。
放たれたのは雄のげんき君と、雌のゆめちゃん。福井生まれのコウノトリです。
2羽は、集まった関係者や地元の方々に見守られながら元気に羽ばたいていきました。
放鳥の後には、コウノトリが舞い戻ってくれるよう、白山小学校の子供たちが餌となるどじょうを放流しました。またコウノトリが定着できる環境づくりを目指して様々な活動が地元や県によって行われています。
水田にコウノトリの餌となる魚などが増えるよう農薬の使用を控えたり、水がない時期に生き物が逃げ込むための「退避溝」などを設けています。
県では、このように田んぼの自然再生に取り組む団体や地域を「生き物ぎょうさん里村」として登録し、専門家を派遣するなどの支援を行っています。
また里村の活動や、そこで作られたお米を紹介するパンフレットを作り、県庁や里山里海湖(さとやまさとうみ)研究所などで配布しています。
2015年10月25日(日)放送のTV番組「福井県・まちかど県政」より
※福井県の許可を得て掲載しています。(字幕制作:GEN)