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山川登美子を訪ねて<福井県・まちかど県政>

2016年12月28日

文学


今回は、小浜市が生んだ明治時代の歌人、山川登美子についてご紹介します。

 


山川登美子は少女時代から和歌に親しみ、文芸誌「明星」初期の女流歌人として
与謝野晶子と並んで活躍しました。

 


22歳で親が決めた相手と結婚しましたが、翌年死別。
その後、日本女子大学英文科に入学し、与謝野晶子、増田雅子との共同歌集
「恋衣」(こいごろも)を刊行。
しかし、結核を患い、明治42年満29歳で亡くなりました。

 


この「髪ながき~」の歌は、夢見心地な若い女性の恋を美しく清らかに歌い上げたものと
考えられていましたが、近年は、深く君のことを想っている、と解釈する人も出てきて
多様な捉え方ができる歌だと言われています。

 

2014 年5月4日(日)放送<福井県・まちかど県政>より
※福井県の許可を得て掲載しています。(字幕制作 : GEN)

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