水上勉を訪ねて<福井県・まちかど県政>
2020年06月24日
今回のまちかど県政では、2004年に亡くなった福井出身の直木賞作家 水上勉の作品やゆかりの地についてご紹介します。
水上勉は1919年に現在の「おおい町」に生まれ、少年期を京都の禅寺で過ごした体験をもとにした小説『雁の寺』で直木賞を受賞しました。
直木賞受賞作『雁の寺』、谷崎潤一郎賞受賞作『一休』他多数の作品を残し、1998年には文化の発展に大きく貢献したとして文化功労者に選ばれました。
信濃デッサン館・無言館の館主で作家の窪島誠一郎さんが、水上作品の魅力や父・水上勉との思い出を語ります。
水上勉が故郷であるおおい町の子供たちに本を読んでもらい、人生や夢の実現に役立てて欲しいと1985年に開設した若州一滴文庫では毎年「帰雁忌」という水上勉の追悼式展を開催しています。
平成26年11月2日(日)放送<福井県・まちかど県政>より
※福井県の許可を得て掲載しています。(字幕制作:GEN)