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スタッフブログ

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2018年GW前半はドローン三昧

2018年05月08日

雑感

BGM : フリーBGM・音楽素材MusMus

 

撮影にドローンを使うようになって以来、
いろんな形でドローンに関わるようになりました。

 

そして今年(2018年)のゴールデンウィーク、
その前半はドローンがらみの仕事で埋まりました。

 

4月29日にドローンスクールのインストラクターを務め、

 

30日には大学の大教室を借りて行われた親子ドローン体験会のスタッフとして働き、

 


もう一人のパイロットTさん(白山AIファーム)

 

5月1~2日には農業用ドローンを操縦して麦畑で農薬を散布…

 

スクールでは空撮によく使われる中型のドローン、
体験会では手のひらに乗る小さなトイドローン、
農薬散布では両手を広げても足りないくらいの大型ドローン、
と、その数日間で大小さまざまな機体を扱いました。

 

ドローンにはこんなふうにいろいろな種類がありますが、
実は小さいものほどコントロールが難しいのです。
物や人にぶつかっても安全で、墜落してもめったに壊れないというのは
実機ではできない芸当で、僕もよくトイドローンを使って練習をします。
T.S

越前大仏 ゴールデンウィークは福井県勝山市へGO! -ブータンからやってきた家族 in 福井-

2018年05月04日

おでかけスポット

大師清大寺

先日のスタッフブログでは教員研修生として福井大学で勉強されているブータン出身のウゲン・ドルジさんのご家族と一緒に訪れた福井県立恐竜博物館をご紹介しました。今回ご紹介するのは、博物館の次に訪れた大師山清大寺です。

 

大師山清大寺には座高17mの大仏(清大寺)があり、奈良の大仏より2m高く、大きすぎて怖いくらいの迫力があります。

 

 

大仏の前 ブータンの2歳児走る

そしてとっても大きな大仏の周りには4体の脇侍仏と1281体の諸仏があります。大仏殿にはお経が響いていて、威厳ある雰囲気に圧倒され思わず足がすくみました。

 

 

ウゲン・ドルジさんのご家族、大仏を拝む
ウゲン・ドルジさんのお姉さんひざまづいて、祈っている

ウゲン・ドルジさんとご家族は、しばらく静かに手を合わせていました。

 

ブータンの2歳児が大仏の前で祈っている

まだ2歳の息子さんもちゃんと手を合わせていて、その姿に私は感心しました。

 

 

五重党 九龍壁 日本庭園

さらに、外には75mの五重塔や美しい九龍壁、日本庭園があります。

 

1987年に開かれたこちらの大師山清大寺、歴史を重ねているわけではありませんが、やはり大きな大仏とその周りにある仏像たちを目の前にすると、心が落ち着き姿勢が正されます。

 

機会があれば、福井県勝山市にある大師山清大寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

大師山清大寺 越前大仏

 

 

T.F

孤高の密使 若泉 敬 ~手嶋龍一トークライブを聴く~

2018年05月01日

祭り・イベント

先日、福井県出身の国際政治学者、若泉敬(1930~96年)の顕彰会が、若泉氏と交流のあった外交
ジャーナリストの手嶋龍一氏を招いてトークライブを開催、私も聴いてきました。

 


講演中の手嶋氏
(若泉敬顕彰会Facebookページより)

 

冒頭、顕彰会会長が、沖縄返還交渉の密使として尽力した若泉氏が亡くなってから21年が過ぎ、県内にその功績を知る人も減ってきた中、4年後には沖縄返還から50年という節目を迎えるので、それに向けて若泉氏の思いをもっと広く伝えていきたいとの決意を話しました。また、会長は「若泉氏は当時の
日本のキッシンジャー」とたとえたのですが、手嶋氏は唯一それには反論させて欲しいと。なぜなら
この二人の人格があまりにも違い過ぎるからで、キッシンジャーに比べて若泉氏の人格がいかに優れていたかを話してくれました。

 

私も、以前ブログ「若泉 敬を知っていますか?」にちょっと書きましたが、若泉氏は、その経歴や肩書き、背負っているものの計り知れない重圧にかかわらず、素顔はとても物静かでまったく偉ぶらない
印象がありました。

 

また福井県国際交流会館には若泉氏ゆかりのこんな展示品「マイク・マンスフィールド地球儀」もあります。

 

手嶋氏は、若泉敬は決して過去の人ではなく、今なお向き合うべき議論を示しているということ、もし若泉氏がいなかったら、沖縄返還は大幅に遅れていただろうということ、また日本の初代国家安全保障局長である谷内正太郎氏は若泉の愛弟子でもあったことから、谷内氏を通じて若泉氏の考えが現在も
引き継がれているとも話していました。

 

折しも11年振りに南北首脳会談が行われた今、若泉氏が生きていたらどう受け止めたでしょうか。
そして将来、若泉氏が心を痛めていた沖縄の米軍基地はどうなるのでしょうか。この稀有な国際情勢の過渡期をしっかり見届けたいものです。(H.S) 

 

【手嶋龍一氏プロフィール】
元NHK政治部記者。湾岸戦争では最前線へ。9.11同時多発テロ事件では11日間の昼夜連続の中継を
担い、冷静かつ的確な報道で視聴者の支持を得た。2005年NHKを退局。
翌年、日本初のインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表。姉妹編『スギハラ・ダラー』と
合わせて50万部の大ヒットに。現在は、大学や外交研究機関で外交・安全保障を中心に後進の指導にも熱心に取り組んでいる。68歳。

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