福井市おさごえ民家園で散策
2019年06月30日
梅雨の晴れ間、福井市内にある「おさごえ民家園」を散策してきました。
おさごえ民家園は、福井県内各地から江戸時代の古民家5棟と板倉1棟の市指定文化財を移築、野外展示している福井市管理の施設です。
県内の古民家としては最大級の規模を誇る城地(じょうち)家(旧所在地は大野市)をはじめ、あわら市、越前市、福井市、若狭町にあった古民家が立ち並んでいて各家に自由に入ることができます。
ある古民家では、管理の方が実際に薪をくべた囲炉裏端で昼食をとっていて、そんな光景を見ると昔の暮らしを垣間見るようでした。
福井駅からもそう遠くないので、養浩館 や足羽山(あすわやま)などとあわせて県外からのお客さんをお連れするのにもいい場所ですね。高台にあるので眺めもよく、慌ただしい日常を忘れさせてくれる静寂に包まれたひとときを過ごすことができます。
おさごえ民家園の古民家は、小中学生向け体験学習の他に、申請すれば催し物などの会場として使用することもできるので、イベントやコンサートなども時々行われているようです。(H.S)
囲炉裏と広々とした板の間
開放的な座敷
縁側からも福井市街が見えます
竹林の裏手は足羽三山の一つ、兎越山(おさごえやま)
庭園の池のほとりには「福井市の花」あじさい
散策路から福井市街を望む