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スタッフブログ

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ムジークフェストなら 2018

2018年05月31日

京都・奈良

今年も、奈良県の音楽祭「ムジークフェストなら」に行ってきました。今年は一ヶ月早く、5月7日(月)から6月3日(日)までの開催です。もちろん、お目当ては5月26日(土)と27日(日)の2日間に渡って行われた「沖縄の音楽と笑い  命のお祝いフェスト」

 

今年は一ヶ月早まったおかげで、梅雨入り前の絶好のフェス日和の中、音楽や笑いを楽しむことができました。野外でお昼から飲むオリオンビールも最高でしたよ。(H.S)

 


初日は琉球舞踊で幕開け

 


THE SAKISHIMA meeting
大人気の素敵なお二人、私もファンです
向かって右、石垣島出身の新良幸人(あらゆきと)さんと
向かって左、宮古島出身の下地イサムさんのユニット
石垣島+宮古島だから先島なんですね

 


琉球國祭り太鼓奈良支部の皆さん
大迫力のエイサー、毎回鳥肌ものです

 


楽しい名曲「ユイユイ」で知られる山川まゆみさんが結成したゆいゆいシスターズ
シスターズと言っても、向かって左の二人は母娘なんです
ちなみに中央が山川まゆみさん
沖縄は、親子や兄弟で活動している率が高い気がしますね

 


大トリはディアマンテス
夏にぴったりで大盛り上がり

 


会場は奈良公園奥の春日野園地
後ろに若草山が見えます
この美しいロケーションに出演アーティストの皆さんも大感激

 


猿沢池の近くにぽつんといた鹿さん
まんじりともせず固まってます
なぜかというと前方から散歩中の大型犬がやって来たから
もちろんリードに繋がれてはいますが、鹿の緊張が伝わってきました
気楽に見えて動物にも色々と気苦労があるんでしょうね

 


奈良の大仏さま
今年もお会いしてきました

新しいものと古いもの

2018年05月29日

雑感

福井という街は1945年のアメリカ軍による爆撃、その3年後の大震災と、2度にわたって徹底的に破壊されたので、古い建造物といってもほとんど残っていないんですが、それでもその後70年たってそれなりに歴史を感じさせる光景に出合うことがあります。最近作られた新しい建物とそういう古い建物が共存する風景を見ると、ほっとするような気がして、これはこれでいいなあと思ったりします。

 

 

市の中心部にある各種行政機関が入った合同庁舎ビルと古びているけれども端正な木造の住宅。

 

 

福井駅前再開発の象徴的な複合施設ビル「ハピリン」と新栄(しんさかえ)商店街の一角にある「新栄テラス」。もと駐車場だったスペースにウッドデッキを敷いて作った広場を取り囲んで、インドネシア料理店やカフェ、チーズ専門店…といった店が並んでいます。古い建物をリフォームした店が並んでいる様子はどこか外国の街角みたいで、けっこう好きな雰囲気です。
T.S

初めての着物! -ブータンからやってきた家族 in 福井-

2018年05月27日

おでかけスポット

先日のスタッフブログでは、教員研修生として福井大学で勉強されているブータン出身のウゲン・ドルジさんのご家族と一緒に訪れた西山公園をご紹介しました。

 

今回ご紹介するのは、福井県福井市にある一乗谷朝倉氏遺跡です。

朝倉氏遺跡の復原町並は発掘した遺構を一部埋め戻して、武家屋敷と町家10軒ほどを復元してできたものです。

 

朝倉氏遺跡の町にある家

できるだけ類似した材料で復元されたので、当時の雰囲気がどんな感じだったのかというのが感じられます。

 

 

昔の家の中で、ウゲン・ドルジさんの息子さんと奥様がすだれを見ている

ウゲン・ドルジさんのご家族は、昔の日本の建物に興味津々でした。

 

 

ウゲン・ドルジさんのおねえさん 赤い着物を着て嬉しそう

復原町並の中では、着物体験ができます。

 

 

ウゲン・ドルジさんのおねえさんと奥様は着物着て笑顔。2歳の息子さんは普段着で走っている

お二人とも初めての着物に感動していました。

今回着ていただいた着物は、戦国時代の女性がお出かけ用として着ていたものです。

着物を着た感じを「重いけれど美しい」と言いながら、昔の日本を感じながら歩かれていました。

 

 

ウゲン・ドルジさんのおねえさんと奥様着物姿で、外にあるステージに座っている

こちらの着物はブータンの伝統衣装に似ているそうです。

 

 

おねえさん、ブータンの踊りをみせてくれた

ブータンでは、伝統衣装を着て、どのように踊るか教えてくれました。

 

 

ウゲン・ドルジさんの奥様とっても楽しそうに笑っている

日本とブータンのことについて話が尽きません。楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

 

日本とブータンは似ているところもあり、違うところもあると知りました。

お互いの国の違いについておもしろいなと感じたことは、ブータンでは学校やその他の公共施設や政府の建物に行く時には普段から伝統衣装を着るということです。日本では、普段から着物を着て学校などへ行く人はなかなかいませんね。

そして日本と似ているところの1つとして、ブータンでも多くの人がスマートフォンを使っているそうです。連絡はもちろん、画像や動画を撮影したり、自撮りをしてSNSに投稿していている人たちが大勢いるそうです。

 

 

おねえさん抹茶をいただいてる
奥様抹茶のカップを両手で持って、笑顔

着物体験の他、お抹茶をいただくことができます。

 

 

一乗谷朝倉氏遺跡看板
復元町なみ入り口の値段と、開園時間案内

機会があれば、自然に囲まれてリフレッシュ効果もあり、歴史を学び感じられる一乗谷朝倉氏遺跡に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

T.F

ウェールズ国立美術館所蔵「ターナーからモネへ」

2018年05月24日

アート・工芸

福井県立美術館開館40周年特別企画展の「光の芸術 印象派の誕生 ターナーからモネへ」
見てきました。ご存知の通り、ターナーはイギリスの画家でモネはフランスの画家。
展示を通してイギリスとフランスの画家たちが実はお互いに影響し合っていたということを初めて
知りました。

 


展示会のフライヤーにも使われている、クロード・モネの《サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏》(1908年)「睡蓮」の連作で有名なモネですが、当時ベネチアに滞在していたんですね。

 

私が見に行った日はちょうど福井文化服装学院とのコラボ企画展があって、絵画から着想を得た
デザインの作品や19世紀のイギリス、フランスの衣装を再現した作品も展示されていました。

 


着物の生地のリメークでしょうか?アンティーク風でゴージャスです。

 


とってもエレガントに見えますが、実はミニドレスなんですね。

 


柄づかいと異素材の組み合わせ、色のコントラストも素敵な作品。

 


クロード・モネ《パラッツォ・ダリオ》(1908年)

 

たくさんの展示作品の中で私が一番気に入ったのはこの作品です。
ベネチアがやさしく淡い明るさで描かれていて、とても新鮮でした。(H.S)

 

※「ターナーからモネへ」展は福井県立美術館にて5月27日(日)まで開催。

「無題(グリーンとグレー)」

2018年05月22日

雑感

 

先日ドローンで田植え風景を上空100mくらいから撮った写真を見て、こんなモダンアート風のタイトルをつけたくなりました。

 


ここは越前市にある水田。水鏡に映った日野山の影を揺らしながら田植え機が進みます。

 

水鏡といえば別に山里などではなく市街地に近くても、この季節の静かな早朝にまわりの普通の風景を映し込んだ水田を見るときれいだなと思います。これが埋められて一面のソーラーパネルなんて無粋なことになって欲しくはありません。
T.S

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