初めての着物! -ブータンからやってきた家族 in 福井-
2018年05月27日
先日のスタッフブログでは、教員研修生として福井大学で勉強されているブータン出身のウゲン・ドルジさんのご家族と一緒に訪れた西山公園をご紹介しました。
今回ご紹介するのは、福井県福井市にある一乗谷朝倉氏遺跡です。
朝倉氏遺跡の復原町並は発掘した遺構を一部埋め戻して、武家屋敷と町家10軒ほどを復元してできたものです。
できるだけ類似した材料で復元されたので、当時の雰囲気がどんな感じだったのかというのが感じられます。
ウゲン・ドルジさんのご家族は、昔の日本の建物に興味津々でした。
復原町並の中では、着物体験ができます。
お二人とも初めての着物に感動していました。
今回着ていただいた着物は、戦国時代の女性がお出かけ用として着ていたものです。
着物を着た感じを「重いけれど美しい」と言いながら、昔の日本を感じながら歩かれていました。
こちらの着物はブータンの伝統衣装に似ているそうです。
ブータンでは、伝統衣装を着て、どのように踊るか教えてくれました。
日本とブータンのことについて話が尽きません。楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
日本とブータンは似ているところもあり、違うところもあると知りました。
お互いの国の違いについておもしろいなと感じたことは、ブータンでは学校やその他の公共施設や政府の建物に行く時には普段から伝統衣装を着るということです。日本では、普段から着物を着て学校などへ行く人はなかなかいませんね。
そして日本と似ているところの1つとして、ブータンでも多くの人がスマートフォンを使っているそうです。連絡はもちろん、画像や動画を撮影したり、自撮りをしてSNSに投稿していている人たちが大勢いるそうです。
着物体験の他、お抹茶をいただくことができます。
機会があれば、自然に囲まれてリフレッシュ効果もあり、歴史を学び感じられる一乗谷朝倉氏遺跡に足を運んでみてはいかがでしょうか。
T.F