安全飛行の秘密兵器、エアスカウターをMavicでも使えるようにしました
2020年02月27日
AiRScouter WD-300Aを使用中
ドローンで空撮しているとちょっとモニターを見ている間に機体を見失ってしまうことがあります。僕は一人で飛ばすことが多いので、そんな不安を解消するため「エアスカウター」という片目用のヘッドマウントディスプレーを使うようになりました。これを使うと機体から目を離さずにモニタの映像を確認できるので安全性が格段に向上します。こんな小さなディスプレーで、と不思議な気もしますが、映像だけでなくバッテリー残量や距離、高度などのテレメトリー情報もしっかり読みとることが出来ます。
ただ一つ問題があって、エアスカウターはHDMIケーブルでモニタ付きの送信機(や送信機に接続したモニタ)につないでその映像を目元のディスプレーにミラーリングする仕組みなので、プロポにHDMIポートがあるPhantom4 Pro+では使えるけれども、それが無いMavicシリーズには使えないんです。これでは困るので、アマゾンで2,699円で売っていた「EZCast 2.4G HDMIドングルレシーバー」を試してみたら、問題なく使うことが出来ました。送信機につないだiPadやiPhoneとこのドングルの間はWiFiでつなぐので、送信機まわりもすっきりします。
T.S
EZCastを直接エアスカウターのコントロールボックスに挿すと隣の電源用USBポートに干渉するので10cmのHDMI延長ケーブル(DOSANブランド)を挟みました。その分かさばりますが、仕方ありません。
エアスカウターとEZCastの電源ケーブル端子はどちらもUSB Type-Aなので、Type-AのUSBポートを二つ持っているモバイルバッテリー(MOXNICEブランド)を使います。
エアスカウターと関連する小物用にハードケースを用意しました。Mavicの送信機にiPadを装着するためのアダプターや、有線で使える時のためのHDMIケーブルも入っています。
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