映画「パラサイト 半地下の家族」鑑賞
2020年02月24日
アジア映画として初のアカデミー賞作品賞を受賞した映画 「パラサイト 半地下の家族」を見てきました。
ポン・ジュノ監督の映画は何本も見ているのですが、今作は特に監督によるオリジナル脚本に驚かされました。これは誰にも書けないですね。そして2時間ちょっとの映画の中に、これほどの要素を無理なく盛り込めるとは、映画としての可能性を広げてくれた作品だと思います。
極悪人は出てこないし、家族愛や救いがあるところがエンタテインメントとしても素晴らしく、パルムドールとアカデミー賞をダブルで受賞するにふさわしい作品でした。
さて今回は韓国映画ということで、私が個人的に好きな韓国映画を10本、勝手に挙げてみました。(順不同)
・パイラン
・八月のクリスマス
・マイ・ブラザー
・殺人の追憶
・私の頭の中の消しゴム
・王になった男
・息もできない
・ラブストーリー
・ブラザーフッド
・アジョシ
ここ数年は韓国映画をほとんど見ていないので情報が古いですが、ポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」(2004)も入っています。この映画を初めて見た時の衝撃は忘れられません。映画のモデルになった事件の犯人が昨年ようやく特定されたとか。それと「殺人の追憶」と「パラサイト 半地下の家族」には、ある共通の果物が出てくるのが気になっています。(H.S)