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スタッフブログ

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家で楽しむオープンカフェ

2020年05月10日

ふくい暮らし

外出自粛中のゴールデンウィーク、私は片付けなどにいそしんでいました。これまでゴールデンウィークと言えば、どこかへ出かけるものという世間の風潮でしたが、私はもともと家にいるのが好きなので、今年は罪悪感なく堂々と家で過ごしていました。

 

そんな中、パンケーキを焼いたので、アップルティーとともに庭のテーブルでしばしの休憩。咲き始めたバラやツツジ、他にも名前は分からないけど毎年咲く花たちを眺めていると、とても穏やかな気持ちになりますね。家の庭カフェもなかなか乙なものです。

 

福井は冬が長くて雨や雪も多いせいか、街中でもカフェのテラス席はあまり見かけませんが、新型コロナウイルス後のカフェ営業形態として、換気を第一に考えると、福井でも屋外のテラス席が増えていくのかもしれません。そうなると夏の暑さを避けるシェードや開閉式のスクリーンなどを設置する必要があるので、そういった設備導入には国や自治体から助成金が出るといいのでは?などと思うひとときでした。(H.S)

 





散歩の楽しみ

2020年04月19日

ふくい暮らし

新型コロナウイルスの影響で外出自粛をするようになって、もう一か月半以上が経ちました。今は週三日、車で職場へ行くことと(週二日はテレワーク)週一回の買い物以外、外出していません。

 

そんな毎日ですが、休みの日に家の近くの散歩だけはしています。家の周りは自然が豊かで、ゆるやかに連なる里山や、キラキラと光る水をたたえて静かに流れる川がすぐ目の前です。 

 

堤防を歩けば野の花が目を楽しませてくれます。あぜ道には枯れた枝がいっぱい落ちていて、よく乾いているので、これを集めたら大きな焚き火ができそうとか、ピザ窯があればこれをくべてピザが焼けるのに、とか妄想が止まりません。枯れ枝を見ると無性に集めたくなるのは農耕民族のDNAなのでしょうか。

 

それにしても、今の状況を考えると、変わらない自然の中を歩けるひとときがとても贅沢な時間に思えます。桜の季節は終わり、風薫る五月ももうすぐです。確かにウイルスの脅威はすぐそこにあるのだけれども、田起こしは着々と進んでいるし、もうすぐ田んぼには水が張られ、きっと今年も何事もなかったかのように田植えは始まることでしょう。(H.S)

 


日野川

 


堤防に咲いていたシバザクラ
今年は開花が早い気がします 

 


寄って撮ってみました

暖冬の年の桜

2020年03月27日

ふくい暮らし


あいにくの雨模様ですが、福井市中心部にある事務所の前の道路、通称「さくら通り」ではもう桜並木の花がだいぶ開きかけています。この分だと来週には満開かもしれません。

 

とはいえ来週はもう4月なので、そうおかしくはありません。今年は記録的な暖冬で豪雪地帯の福井でも雪が殆ど降らなかったので、あまり冬という感じがしなかったのですが、それでも1か月も早く咲いちゃうなんてことはなくて、せいぜい数日開花が早まったかなという印象です。

 

単に気温が上がれば咲くというわけじゃない仕組みがあるんでしょう。面白いですね。
T.S

足羽川堤防にある俵万智さんの歌碑

2020年01月07日

ふくい暮らし


桜橋に近い足羽川堤防上にある俵万智さんの歌碑

 

昨日桜の名所として有名な足羽川堤防の遊歩道を歩いたら福井育ちの歌人俵万智さんの歌碑が目にとまりました。

 

この歌碑は30年ほど前に足羽山に設置され、2004年の福井豪雨で決壊したこの堤防の修復工事の際にこの場所に移されたということです。見た覚えがなかったんですが、既に15年もここにあったんですね。

 

「さくらさくら さくら咲き初め 咲き終り なにもなかったような公園」

 

今この桜並木を見ると水害の事を思い出しますが、元々その桜は、福井の街が米軍の空襲により壊滅した先の戦争の後、慰霊と街の復興を願って当時の人々がここに植えたもの。

 

「なにもなかったような」という言葉には季節の移り変わりを超えた大きな時の流れを感じます。
TS

 


終戦後植えられ樹齢70年以上になる桜

 


雪の無い2020年新春の福井市街

 

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