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スタッフブログ

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福井独特の風習「天神講」

2019年01月27日

ふくい暮らし

天神講は、福井県の嶺北地方や富山県、長野県、新潟県など数県の一部の地域でのみ続いている風習です。以前にも一度ブログでご紹介したことがありますが、今年も我が家では1月25日に天神様(菅原道真)の掛け軸の前にお酒と焼きガレイをお供えしました。なぜこの日なのかというと、菅原道真の命日25日にちなんでいるそうです。天神様の掛け軸は大みそかに飾り、天神講が終わると片付けてしまいます。

 

毎年この日が来ると、お正月からもう一月近く経つのかという時の早さや、一年で最も寒さの厳しい時期でもあるのですが、節分や立春も近いという楽しみも感じさせてくれます。(H.S)

 


我が家の天神様は二体

 


カレイは道真公の好物であったとか…

福井の山、吉野ヶ岳からの白山遠望

2019年01月16日

ふくい暮らし


吉野ヶ岳からの白山遠望

 

好天に恵まれた先週末、吉野ヶ岳に登ってきました。標高は547mですが、この季節にも比較的気軽に楽しめるのは低山のいいところです。しかもここは福井市中心部から車で30分もかからないというアプローチの短さ。松岡上吉野の集落からの登山道にほとんど雪は無く、登り約1時間、下り40分の快適なハイキングでした。

 

この吉野ヶ岳は越前五山の一つでもあります。越前五山は2,702mの名峰白山に吉野ヶ岳や文殊山(365m)といった低山が並んでいる不思議な組み合わせですが、奈良時代の僧泰澄が開いたとされるという伝説を持った山々です。

 

頂上広場から標識に従ってさらに数分歩くと「白山展望台」と名付けられた場所があり、ここから白く輝く白山の美しい姿を眺めることが出来ます。雪の少ないこの冬、手前の山々は晩秋の風景のままなので対比が際立っています。
T.S

 


吉野ヶ岳頂上

【架空】福井市営地下鉄

2018年12月26日

ふくい暮らし

先日、福井新聞でも大きく紹介されていましたが、越前市出身の大学生がネット上で架空の
「福井市交通局」を立ち上げて地下鉄路線図を公開、毎日「運行」しています。

 

 

もちろん、現在福井市に地下鉄はありませんし、今後造られるという話も聞かないのですが、こういう夢のある発想は素晴らしいですね。

 

その「路線図」を見ると私の家の近くにも駅があってうれしくなりました。新幹線も確かに必要だとは思いますが、実際そこに住んでいる人にとって地下鉄は生活に密着しているので助かりますよね。積雪のある冬は言うに及ばず、夏の暑い時や雨の日も外でバスを待つ必要がありません。こんな地下鉄が
あったら、交通弱者にとってもありがたいし、高齢者の免許返納も一気に進みそうな気がします。(H.S)

 

【架空】福井市交通局のTwitter @subway_fukui では遅延情報(!)などを伝えています。
動画もあります。(2'20")
福井市営地下鉄 福井駅 大和田線 定点観測&解説

時代劇に使えそうな風景

2018年08月27日

ふくい暮らし

 

時々ドローンの練習に行くあわら市の蓮ヶ浦で、強い陽射しのコントラストと道端に力強く茂った草の風景に、一瞬エアポケットにはいったような不思議な感じがしました。馬に荷車を引かせた昔のお百姓さんがやって来そうな土の道に、電線などの人工物が一切見えない空。そのまま時代劇の舞台になりそうです。すぐそばに水道や電気はもちろん、高速インターネット回線まで備わった家があるっていう感じがしません。
TS

福井市中央公園が4年ぶりに全面オープン

2018年08月20日

ふくい暮らし


福井城二の丸堀の石垣を再現した掘割広場。背景は福井城址に建つ県庁。

 


2年前に完成した「三の丸西堀水景」

 

福井市中央公園の南半分を覆っていたフェンスが撤去され、同公園が4年ぶりに全面オープンしました。以前に比べると見通しが良く明るい雰囲気になっています。公園の西側には浅い池でお堀を再現した「三の丸西堀水景」が2年前に作られていますが、今回はそれに加えて当時と同じ工法で当時と同じ高さの石垣が再現されたという「掘割広場」などが完成し、公園全体が歴史をテーマに生まれ変わりました。残る課題は福井城址の本丸、県庁の行方かな。。
TS

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