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スタッフブログ

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福井神社に初詣 

2020年01月05日

ふくい暮らし

あけましておめでとうございます。
今年の初詣は、福井神社に行ってきました。

 

福井神社は、福井城址のお堀端という絶好のロケーションにありますが、いわゆる日本の神社の派手さみたいなものがなく、広告も出さないためか、訪れる人はそう多くはないようです。

 

しかし、福井神社は旧別格官幣社という、日本に二十八社しかない社格を持つ神社なのです。主祭神は福井藩主だった松平春嶽。また境内の摂社には、安政の大獄で二十五歳という若さで処刑された橋本左内も祀られており、福井県民にとっては、実はとても身近に感じられる神社でもあります。

 

福井神社は奉賛会によって運営されていて、営利事業を営むこともなく、氏子の寄付をあてにすることもないため、例大祭など最小限の費用を自ら賄っているそうです。これからは、お参りする人が少しでも増えるといいですね。(H.S)

 


お正月限定の可愛い御朱印をいただきました

 


福井神社の鳥居は、上部の横柱が一直線になっている神明鳥居
伊勢神宮と同じ形態です
横柱の両端が上向きに反っているのは明神(みょうじん)鳥居と呼ばれます

 


本殿も神明造りです

 


摂社・恒道神社にもお参りしました

 


境内にある絵に描かれている橋本左内
松平春嶽が創設した藩校明道館で教えている様子です

農業女子

2019年09月13日

ふくい暮らし

 

農薬散布用の大型ドローンを操縦しているのは若い女性。彼女は福井市に本社のある農業法人に就職して2年目で、この日は同法人が大野市で運営するドローンスクールで飛行訓練を行っていました。

 

ドローンを飛ばすのに腕力は要りません。「農業女子」という言葉があって、まだ物珍しい流行りのように扱われていますが、ドローンに限らずこういう技術によって力の差が無意味になれば、女性の就農を拒む理由は無いんじゃないでしょうか。多くの女性が農業に従事し、従来の農業のイメージを変えてくれたらいいなと思います。
T.S

今年のトマトは大豊作

2019年08月11日

ふくい暮らし

猛暑が続いています。
そんな中でも、うちの畑の野菜たちは元気に育っていて、中でも今年はトマトが大豊作。暑さには元々強いトマトではありますが、灼熱の炎天下で採れたトマトは例年より味が濃いような気がします。

 

ところで、トマトの栄養と言えば、リコピン。リコピンは抗酸化作用がとても高くて、同じ作用を持つビタミンEの何と100倍以上。またリコピンは、加熱するとより吸収率が高まるということで料理にどんどん使えるのもうれしいですよね。(H.S)

 


ある日の収穫
トマトの下にはナス

 


トマトカレー
湯むきして、ざく切りにしたトマトは最後の最後に投入
ナスは切れ目を入れ素揚げにして添えます

 


トマトの冷製スパゲッティ
塩で味を付けたオリーブオイルの中に湯むきしたトマトのざく切りを混ぜてソースにします
スパゲッティを冷やす時の氷水にも塩を入れて、とにかく塩をきかせるのがコツ
バジルも自家製、茎の部分は苦いので葉だけを使います
お好みでレモンと黒胡椒をかけていただきます

里山の楽しみ

2019年03月13日

ふくい暮らし


三里山「中新庄コース」の途中にある泰澄像

 


権現山「不動滝」の脇にある泰澄像

 

昨日、越前市の三里山と権現山、それぞれの山中にある泰澄大師像を撮影しに行って来ました。

 

この越前(現在の福井県)生まれの伝説的な僧にゆかりのある場所が県内に多数あります。その多くが身近な低山の周辺です。

 

三里山にある泰澄像の傍らには、大師が湧き出させたという湧水が霊水として祀られています。
また権現山にある像は「柳の滝」と総称される5つの滝のひとつ、不動滝の脇にあります。

 


三里山の泰澄像のそばに湧き出ている霊水

 

古の人々は命にとって最も重要な水に感謝して、そこに彼らのスーパースターであった泰澄大師を祀ったのかなあ、と勝手に想像しながら1人だけの静かな里山歩きを楽しみました。
T.S

現実味を帯びてきた福井県庁移転 

2019年02月17日

ふくい暮らし

西川知事の年頭会見で、新年度から福井県庁移転の検討を始めたいという発表がありました。

 

見事な石垣が残り、それを取り囲む堀には水鳥たちがつどい、春には桜が咲き誇る福井城址に庁舎が
そびえ立つという景観には以前から批判もありました。

 

ではどこに移転するのがよいでしょうか。
そしてその跡地はどう活用すべきでしょうか。

 

福井商工会議所からの提案の一つに、市中心部に複数ある既存のビルをリノベーション、再利用してはどうかという意見があるそうです。課ごとに場所が分散するかもしれませんが、だからこそ街に人の
流れが生まれて活気に繋がるかもしれませんね。

 

そして跡地は「福井城址公園」として整備計画があるようなので、天守台、山里口御門、御廊下橋、
中央公園、隣接する神社やホテルとも一体化した、回遊性があり歴史に触れられる憩いのゾーンとして整備して欲しいですね。ちょっとしたコンサートやイベントが行えるホールがあるといいし、レストランやカフェも必要ですよね。4年後に迫った北陸新幹線県内開業の頃には計画も固まってくると思うので楽しみに待ちたいと思います。(H.S)

 


お堀に囲まれた福井県庁(中央)
(画像は福井新聞ONLINEより) 

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