現実味を帯びてきた福井県庁移転
2019年02月17日
西川知事の年頭会見で、新年度から福井県庁移転の検討を始めたいという発表がありました。
見事な石垣が残り、それを取り囲む堀には水鳥たちがつどい、春には桜が咲き誇る福井城址に庁舎が
そびえ立つという景観には以前から批判もありました。
ではどこに移転するのがよいでしょうか。
そしてその跡地はどう活用すべきでしょうか。
福井商工会議所からの提案の一つに、市中心部に複数ある既存のビルをリノベーション、再利用してはどうかという意見があるそうです。課ごとに場所が分散するかもしれませんが、だからこそ街に人の
流れが生まれて活気に繋がるかもしれませんね。
そして跡地は「福井城址公園」として整備計画があるようなので、天守台、山里口御門、御廊下橋、
中央公園、隣接する神社やホテルとも一体化した、回遊性があり歴史に触れられる憩いのゾーンとして整備して欲しいですね。ちょっとしたコンサートやイベントが行えるホールがあるといいし、レストランやカフェも必要ですよね。4年後に迫った北陸新幹線県内開業の頃には計画も固まってくると思うので楽しみに待ちたいと思います。(H.S)
お堀に囲まれた福井県庁(中央)
(画像は福井新聞ONLINEより)