福井から世界へ—日本の魅力を動画で発信

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スタッフブログ

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梅と和室 / 長浜盆梅展

2016年01月31日

アート・工芸

 

「甘い香りがかすかにする、色は赤、白、ピンク。。。」

日本の文化を強く感じた時間を紹介します。

滋賀県で行われている歴史、規模的に日本一の長浜盆栽展です。

約90鉢の梅が美しい座敷に並べられます。

高さ3メートル程のものや樹齢400年と言われているものもあり、

日本独特な雰囲気を醸し出していました。

梅と和室の中で流れる時間は、静かであり、洗練されて、なおかつ可愛いさにあふれているのです。

 

私のお気に入りは「輪違い」(りんちがい)。色が成長とともに変化していきます。

 

なかなかこんなにたくさんの梅を一度に見る機会はない今日この頃、日本の文化を感じられる空間がここ、長浜盆栽展にはあるように感じました。

 

<長浜盆梅展>

場所       :慶雲館(滋賀県 長浜市 港町2-5)

入場料        :大人500円 中学生以下200円 (20名以上20%割引) 

期間       :2016年 1月9日〜3月13日

時間         :9:00〜17:00(16:30までに入場)

          (2月6,7,11,13,14,20,21,27,28日 と 3月5,6日は20:30まで。 

            3月12,13日は17:00まで。)

休み              :なし

お問い合わせ    :長浜観光協会 0749-65-6521

Website      :2016年長浜盆梅展(日本語)

           2016年長浜盆梅展(英語) 

T.F

節分のお菓子

2016年01月28日

日本の魅力

豆と干菓子

お正月気分が抜けたと思ったら近所の和菓子店「森八大名閣」に、炒った大豆と可愛い干菓子の詰め合わせが並んでいました。その名も「節分」。

「福は内~鬼は外~」のおたふくと鬼のお面に豆まきの枡、巻きずしは恵方巻きってことでしょうね…

すごく細かい細工ですね~枡の形の干菓子なんて豆が入って枡に文字まで入っていて、豆粒一個の大きさしかありません。

小さい箱の中に素朴な炒り豆と技巧的な干菓子が組み合わされて見てるだけでもとても楽しいです。

 

「節分」の箱

この「節分」、箱は手のひらサイズ(約9センチ角)で、日持ちはするし値段も手ごろなので、この時期福井を訪れた方、特に外国からいらっしゃった方にとっては、いいおみやげになるんじゃないでしょうか。

先日の大雪の時のショーウィンドー。

 

T.S

 

⇒ 御菓子司 森八大名閣

「天神講」と焼きガレイ

2016年01月27日

ふくい暮らし

ここ福井県嶺北地方を中心に、毎年1月25日は「天神講」といって、 天神様こと学問の神様と言われる菅原道真公の掛け軸の前に焼きガレイをお供えして、その後に掛け軸を片付けるという風習があります。 そもそもこの天神様の掛け軸、女の子は持っていません。 男の子が生まれると、母方の両親からその子に贈るのが昔からのならわし。 ですから、一家に何体も天神様がいらっしゃる場合もあります。 そして掛け軸によってそのお顔も違うのですが、何となくその持ち主に似てくるという噂もあるとか。 福井ではこういった伝統や天神様信仰が今も脈々と受け継がれているのです。 ひょっとすると、福井県の子どもたちの学力が全国トップレベルなのは天神様のおかげかもしれませんね。(H.S)

十日戎で見た福娘

2016年01月26日

祭り・イベント

先日紹介した十日戎、このお祭りは戎(恵比寿)神(えびす様)を奉り参拝者は商売繁盛を願います。

 

1日約3300人程、3日で10000人程訪れるという、活気あるお祭りです。

 

50人程の応募者から選ばれた、巫女さんが鈴を振り福を祈願したり、福笹と吉兆(縁起物)を販売したりします。


 

特別に選ばれた5人の福娘さん達もお祭りに花を添え、賑わいを見せるのです。

 

美しいだけではなく、皆さん落ち着いていました。

なぜ応募したか(福娘、巫女に)の理由を聞くと、ご友人に誘われた、小さいころからずっとなりたかった等々でした。

将来の夢は??の質問には、まだわからないが大半で、なかには保育士さんになりたいという方もいらっしゃいました。

 

午後からは二人の巫女を先頭にえべっさん、福娘、お囃子の行列は商店街などを練り歩きました。

 

その他、餅まきや、甘酒のふるまい等もあり大変な盛り上がりを見せていました。

初めての十日戎、これほどまでに活気あふれる祭礼はなかなか珍しいと感じ、私もさらに元気になりました!!

 

 

T.F

玲瓏の滝(れいろうのたき)、冬の永平寺

2016年01月25日

おでかけスポット

暖冬といえどもさすがに北陸の冬が雪なしで終わるというわけにはいきませんね。先週からの寒波でここのところ福井でも寒い日が続いています。

しかも今朝は市街地でもいきなり30cmを超える積雪で、交通に影響が出ています。

 

ところで先日、永平寺の雪景色を見に行ってきました。境内では参道の脇を流れる永平寺川の水音がどこにいても聞こえてくるのですが、参拝客が出入りする通用門の前を過ぎて少し奥に進むとひときわ水音が大きくなります。

 

その水音の元が寂光苑(じゃっこうえん)の対岸にある玲瓏の滝(れいろうのたき)です。落差十数メートルといったところの小さい滝ですが垂直に切り立った岩からまっすぐ水が流れ落ちる様はなかなかきれいです。

 

冬の水の景色もいいもんだと思いました。

 

T.S

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