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スタッフブログ

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ドローンの飛行練習

2020年04月10日

制作日記


↑ホバリング中も風に逆らって傾いている機体

 

撮影の予定が無くても毎週ドローンの飛行練習をしています。
今日は雨こそ降らなかったものの常時5m/s前後の風が吹いている、ドローンにとって一般的には良くないとされる気象条件でしたが、トレーニングには好都合で、風に流されないように操作しながら直線や円、8の字といった図形を正確に描く基本練習を行いました。これらはより安全な飛行につながります。

 

また技術的な面の他に、機材というものは放っておくと、いざ使おうとした時に何かと不具合が起きるんです。それが遠い撮影現場だったら一日あるいは数日が無駄になってしまうかもしれません。
常にドローンに触れていて、いつでも使える状態を保つことが必要です。
T.S

有元美津世著『ロジカルイングリッシュ』

2020年04月05日

 

有元さんの本には、これまでもとてもお世話になってきました。特に『英文ビジネスeメール実例集』は、今ほどウェブ翻訳サービスが充実していなかった時代、本当に重宝しました。

 

有元さんは、大学卒業後、日米の企業勤務を経て渡米。日本企業のアメリカでの立ち上げに携わり、MBA取得後、独立。16年間、日米企業間の戦略提携コンサルタントとして活躍。現在は投資家として世界経済の動向を追い続けています。最近はコロナウイルス関連の海外メディア報道を和訳してSNSでこまめに発信中。在米35年。

 

さて今回紹介するのは『ロジカルイングリッシュ』(2015年出版)という本です。この本が提案しているのは、英語を論理的に伝える技術を身に付けようということです。

 

(以下は本文より)
日本人の書く英語でよく見かけるのが、文法的には正しいのに英語圏の人には伝わらない英文です。その主な要因は―
1. 日本語の単語を英語に置き換えているだけの直訳である
2. 非常に簡単なことを、やたら複雑な文で言おうとしている
3. and や butなどの接続詞で文はつながっているのだが、論理が飛躍していて、文と文のつながりが分からない

 

他にも日本人によくある誤解に、Pleaseを付ければ丁寧表現だと思うかもしれませんが、Pleaseは命令の場合が多く、上司に対しては使えません。メールでもPlease reply promptly. と書くと「すぐに返事ください」という命令になってしまいます。

 

また、expect と hope も同じ意味のように考えているかもしれませんが、expect は「当然起こるものと思う」ことで、使い方によっては「当然のこととして要求する」という意味になります。だから、I expect to hear from you. などと書いてしまうと「ちゃんと返事をください」という相手への要求になり、Please respond. よりもさらに高圧的なのです。

 

そして、日本語のビジネスメールでは頻繁に使われる「それはちょっと難しいです」という表現をそのまま It’s a little difficult. と書くとトラブルになりかねません。この表現では、交渉の余地があるという期待を持たせてしまうからです。ですからdifficult は使わず、We are unable to discount the price. (値引きはできません) というようにはっきりと伝えることがとても重要です。―

 

つまるところ、誤解を生まない表現がビジネスメールではまず基本だと言えますね。メールに限らず、翻訳で最も気を付けたいことです。(H.S)

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