牡丹の花
2016年05月01日
もう五月ですね。
先日、家の庭に牡丹の花が咲きました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
牡丹の花が咲くと、いつも条件反射的にこのたとえを思い浮かべてしまうのですが、
はて芍薬とはどんな花だったかしらと、今さらながらあやふやなことに気付いたので、
ちょっと調べてみました。
芍薬の花自体は、牡丹ととても似ているのですが、
実は牡丹は樹木で、芍薬は草木なんだそうです。
葉の方も違うらしく、牡丹の葉はギザギサしていてつやがなく、
芍薬の葉は丸みがあってつやがあるとか。
ですから、どちらか分からない時は葉っぱを見るとすぐに分かるというわけですね。
また牡丹は中国の国花でもあり、一方、芍薬も漢方では有名な生薬で、
根を乾燥したものが「葛根湯」など多くの漢方に配合されているそうです。
(H.S)