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禅寺と達磨

2016年05月26日

日本の魅力

福井市の大安禅寺に行った時、迫力ある達磨大師の絵が掛けられていました。
恥ずかしながら、禅寺に達磨の絵が飾られている理由が今ひとつはっきり分からなかったので
調べてみたところ、達磨は中国禅宗の開祖と言われていて、インド人の仏教僧だったんですね。

 

この達磨によって中国に禅宗が伝えられ、臨済宗、曹洞宗などに分かれて、
日本の宗教にも大きな影響を与えたんです。
ですから禅寺では、達磨大師の掛け軸などを仏像のような役割で飾っているらしいのです。

 

また、達磨は岩壁に向かって九年も坐禅を組んで修行していたことで
手足が壊死してしまったという伝説から、「だるま」人形ができて、
宗派関係なく縁起物として広く使われるようになったということです。(H.S)