映画『君の名は。』鑑賞
2016年09月08日
現在大ヒット上映中の『君の名は。』を観てきました。
映画館は高校生や若い観客でいっぱい!
観終わって、噂通りの美しい映像とストーリーの意外性、生き生きとした音楽も相まって、
一本の映画を観たというよりは、何か特別な体験をしてきたような思いに包まれました。
アニメーションだからこそ描けた壮大なシーンもさることながら、
この日本という国で脈々と受け継がれている伝統や文化が丁寧に描かれていることがまた
素晴らしいのです。そしてそんな場面でも、若い観客たちは静まり返って観ていたあの劇場の一体感
までが映画の一部のようにいとおしく思えます。
この映画の予備知識がなかった時は、てっきり往年の日本映画「君の名は」(昭和28年公開)の
リメークかと思ったのですが全然違いました。その、元祖「君の名は」を知っている世代は
かなりの大人(笑)。岸恵子さんが頭から巻くストール「真知子巻き」が一世を風靡したのもこの映画からでした。
でも今の20~30代の人たちは将来「君の名は」と聞くと、この新海誠監督の映画をまず思い出すことになるのでしょうね。
この作品はアカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされてもまったく
不思議ではないと私は思いますし、現に85ヶ国で公開されることが決まったそうで、
これから世界の反応が楽しみです。(H.S)
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