マイク・マンスフィールド地球儀
2017年08月20日
福井市の名勝、 養浩館庭園の近くにある福井県国際交流会館。
福井在住の外国人はもちろん、パスポートの申請や各種イベントなどで県民にもなじみのある施設ですが、中に入るとすぐにこんな大きな地球儀があることをご存知でしたか?
この地球儀は、沖縄返還交渉で当時の佐藤総理の密使として米側との交渉に尽力した、本県出身の国際政治学者、故・若泉敬氏が、1988年、若者たちに世界や地球に対する夢を持って欲しいという思いで福井県に寄贈したものなのです。寄贈式には当時のマンスフィールド駐日米大使が立ち会い、マイク・マンスフィールド地球儀と命名されました。(H.S)
地球儀はスイッチで回転させることができます。
日本列島のところをよく見ると、ちゃんとFUKUIとSABAEの表記がありました。
若泉敬は現在の越前市生まれですが、晩年を鯖江市で過ごしています。
在りし日の若泉敬(NHK所蔵)
今年、満を持して「若泉敬顕彰会」が設立され、6月27日放送のNHK「ニュースザウルスふくい」で
若泉氏と会の活動が取り上げられました。