【福井豪雪】56豪雪以来37年ぶりの大雪
2018年02月11日
福井市では先週初めからの雪で積雪が147cmに達しました。56豪雪以来の130cm超えです。
県内の大動脈国道8号線での立ち往生や交通網のマヒなどは報道で皆さんもご存知かと思います。
今や社会ではAIだのロボット技術だのをもてはやしていても、間断なく降り続く雪を前にするとすべてのことが遠く思えて無力感に襲われました。それでも懸命に除雪作業に取り組む自衛隊の皆さんや、
助け合って雪かきをする近隣の人たちを見ているとやはり最終的には人の力なんだとも感じました。
ということで今回の大雪に際して、私なりに感じたことを勝手にまとめてみました。
1. 雪に慣れている県民性ゆえに車に乗らない判断が遅れる(これくらい大丈夫的な感覚)
→ 行政からの正式な通達が必要
2. 自治体も企業も個人も「万が一」という想定を日頃からもっとしておくべき
3. 「大雪警報」をもっと早く広く確実に伝達する
4. 命にかかわる状況も多いのでSOSのホットラインを増やす
5. 冬期はガソリン、灯油、食料など早目に余裕を持って備えておく
6. 豪雪でも機能する融雪装置の開発、家庭用には補助金を
7. 地下交通網、地下道、地下街、地下駐車場の整備
8. リモートワーク(在宅ワーク)の推進
今回の教訓を生かして、より雪に強い福井県になってほしいものです。(H.S)
先週のうちの裏庭の様子です。吹きだまりになっているせいか積雪は147cmよりもっとあるような気がしました。