羽生結弦選手と『鋼のメンタル』
2018年02月18日
昨日の羽生選手オリンピック連覇のニュースは、大雪の長引く影響で心身共に疲弊していた私にとってもまるで一足早く春が来たかのようなうれしさでした。
(写真 : スポーツ報知Twitter公式アカウントより)
実況でアナウンサーが思わず「何という精神力」と口にしていましたが、羽生選手のその強靭なメンタリティーについて想像する時、私はふと以前読んだ本の内容を思い浮かべていました。
『鋼のメンタル』(百田尚樹著)という本でしたが、その中で印象に残った箇所があるので引用します。
【心を壊すのも立て直すのも自分】
人の心は繊細で壊れやすいものであるのはたしかです。一種の精密機械のようなところがあります。
でも実は、心は外からのダメージには意外と強いのです。それよりも内側からのダメージに弱いのです。つまり敢えて言えば、心を壊す人は、自分で壊しているようなところがあります。
この部分を羽生選手に置き換えて考えてみると、ケガという外からのダメージに対して内側にある自分の心をしっかりと守って、自分を信じてきたからこそ努力が実を結んだと言えるのかもしれませんね。
羽生選手、素晴らしい演技と金メダルをありがとう!そして本当にお疲れ様でした。(H.S)