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蘇った福井城 山里口御門(やまざとぐちごもん)

2018年04月04日

おでかけスポット

福井県が復元工事を進めていた福井城址の山里口御門がこのほど完成し、一般公開が始まりました。
門や土塀などに伝統工法を駆使し、県産の木材も多く使われていて、なかなか見応えがあります。
福井藩主の松平春嶽は本丸へ向かう時、この山里口御門を通ったんですね。NHK大河ドラマ
「西郷どん」では福井市出身の津田寛治が春嶽を演じているので、ますます親近感がわきます。

 

石段が何気に急な天守台跡に登るとそこは桜の名所。櫓門の中を見て棟門をくぐり御廊下橋を渡れば、目の前は福井市中央公園です。公園内をまっすぐ御座所(かつての藩主の住居があった場所)まで行くと休憩所やお手洗いもありますよ。今はちょうど桜の時期なのでお花見がてら歴史ルートを散策してみるのもいいですね。(H.S)

 


漆喰の白壁内部は当時は櫓(武具庫)でした
今は中に入ることができて資料や年表が展示されています

 


棟門内側からお堀に面した石塀を望む

 


天守台跡に復元されている井戸「福の井」
福井という地名の由来とも言われています

 


櫓内は桜のライトアップに合わせて夜間も開館していました
(通常は午後6時まで)

 


天守台跡から見た御廊下橋