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スタッフブログ

太宰府天満宮と梅の花

2019年03月14日

先日、所用で30数年振りに福岡へ行ってきました。
せっかくなので博多からちょっと足を延ばして、初めて太宰府天満宮に参拝してきました。

 

太宰府天満宮は、学問の神様として知られる天神様(菅原道真公)の墓所の上に社殿を造り、その神霊を永久に祀っている神社です。道真は京都に生まれましたが、無実の罪で京都から太宰府に流され、
その地で生涯を終えました。(享年59歳)

 

京都を離れる時、失意の中で道真が詠んだ短歌はあまりにも有名です。

 

東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ

 

その意味は…
春風が吹いたら、香りをその風に託して太宰府まで送り届けてくれ、梅の花よ
主人である私がいないからといって、春を忘れてはならないぞ

 

太宰府天満宮の梅の花のピークは過ぎていたのですが、まだまだ咲いている花も多く、道真公の歌を
思い浮かべつつ参拝してきました。(H.S)

 


西鉄太宰府駅に着くと、ホームに天満宮の象徴でもある梅の花が染められた幕が連なっていて思わず
「かわいい!」

 


にぎやかな参道を過ぎて境内へ

 


この日はあいにくの雨でしたが、主にアジア圏からの観光客がたくさん訪れていました

 


日本有数の梅の名所でもある太宰府天満宮
紅梅が鮮やかに咲いていました

 


ここの手水舎の説明も多言語です

 


境内でも人気のスポットが太鼓橋

 


太宰府天満宮の御朱印

 


九州国立博物館(通称 きゅうはく)は、太宰府天満宮の境内から連絡通路で直結しています
東京・京都・奈良に並ぶ国立博物館で、九州の歴史的背景から日本文化の形成について学べます
今回は行けなかったのですが、次の機会には是非行ってみたいものです

 


太宰府天満宮の表参道にあるスターバックスコーヒー
ここも人気のスポット

 


この木組みデザインでお分かりの方もいるでしょうか ?
店舗の設計は隈研吾氏です