勝山・年の市で見つけた「かわいい」
2016年02月02日
好天に恵まれた一月最後の日曜日に勝山の伝統行事「年の市」に出かけて来ました。着いたのは午前10時前ですが、既に大勢の人で賑わっていました。
くるくる回っている縁起物のかわいい風車、その名も「福来るクルクル風車」。羽根の一枚一枚に鮮やかな絵柄が描かれています。指物大工さんの作で金属は使われていないんだとか。
この奥で黙々とござを織っていた「むらの達人」中森さん作の「ござ帽子」。これは観賞用のミニチュアですね、脇には実用サイズのも並んでいました。ござ帽子を手織りで作れる人は県下に一人だけなんだそうです。
これも「むらの達人」松田さん作の、かわいいフクロウをあしらったしめ縄。年の市はもともと農閑期の農家の副業として身近な材料で作った物を売る場所だったのですが、コンバインで稲刈りを行う現在ではこういう細工物に使うわらの確保に苦労されているとのこと。
この大工さんが作ったまな板やしゃもじなどの木工品。これも年の市の主役です。手前に写っているGENスタッフがまな板を買おうとしたら「かわいいから、まけてあげる」と言われたそうな。
網目状になったホオズキの袋で作られた繊細な細工もの。このフクロウもかわいいですね。
かわいいかどうか意見が分かれるかもしれない布製のカエル。飛騨のサルボボみたいだけど、こっちの方が手作り感満載。
色とりどりのかわいい大福。おなかもすいてきて思わず6個入りのパックを買いました。
T.S