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スタッフブログ

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金津創作の森「アートドキュメント2018 クリヨウジの大冒険」で出会った箱の作品

2018年11月06日

アート・工芸


左)ダックスフンドのいる家庭  右)足の生えた箱

 

先週末の日曜日に金津創作の森の「アートドキュメント2018 クリヨウジの大冒険」に行ってきました。そして先生の代名詞であり僕も大好きなアートアニメーションの他多数のマンガやタブローが展示されている中、特に惹かれたのはこの一連の白い箱の作品でした。

 

そういえば僕は昔からジョセフ・コーネルの箱の作品が好きです。絵画はそれ自体小宇宙だと思いますが、こういう作品はその感覚をより強くしてくれる気がします。
T.S

 


90歳になる先生がオープニングトーク会場でエナメルを垂らして描いた絵(大人の背丈くらいある大作)

 

アートドキュメント2018 クリヨウジの大冒険

 

オウム真理教と村上春樹著『約束された場所で』

2018年11月04日

今年7月、オウム真理教の教祖、麻原彰晃と死刑囚合わせて13人の死刑が執行されました。

 

村上春樹著『アンダーグラウンド』は、1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件の被害者やその関係者62名に春樹氏自身が真摯にインタビューしたノンフィクション大作でしたが、『約束された場所で』は、加害者側であるオウム真理教の信者や元信者8名に、これも春樹氏自身がインタビューしたもの。福井県出身の元信者も取材を受けています。

 

 

私はどちらも読みましたが、オウム真理教が起こしたことを自分の中で風化させたくなくて、『約束された場所で』を再読してみました。

 

本の中で、ある元信者はこう言っています。
「サリンの実行犯には当時とても真剣に信仰していた人たちが選ばれています。そして、君たちは特別に選ばれたんだ、とやられるわけです。使命感に訴えるんですね。帰依というのがオウム真理教における信仰の土台です。その名のもとにすべてのことが整合化されてしまうプロセスがそこにありました。そして、麻原彰晃という存在がたとえ一時的にあるにせよ、この世の中で機能して、それがあのような惨事を起こしてしまったという事実は忘れてはいけないと思うのです」

 

まったくその通りだと思います。再読を終えて、今もこの本が書かれた1998年と状況はあまり変わっていないように思え、教団のこともすべては解明されていないことに愕然とします。

 

第二第三の地下鉄サリン事件を生み出さないためにも、私たちはもう一度、オウム真理教が露わにした問題を根底から検証して、今後も伝えていくべきではないでしょうか。(H.S)

福井県福井市にあるブータンミュージアム 6周年

2018年11月01日

お知らせ

ブータンミュージアム6周年記念講演会チラシ
ブータンミュージアム6周年記念講演会チラシ

11月11日(日)(13:00~16:00)福井県福井市にある「ブータンミュージアム」にて、

同ミュージアムが6周年を迎えるにあたり、記念講演会が開かれます。

テーマは「私たちはブータンから何を学べるか?」です。二人のスピーカーが、

ブータンミュージアムの役割と、ブータンの国づくりと地域づくりについて講演します。

お二人の話を聞いて私たちは何を学べるかじっくり考えてみたいですね。

 

 

ブータンミュージアムのご案内
ブータンミュージアムのご案内

こちらの博物館には現地の衣装・楽器・祭りの道具などブータンの生活や文化に

なくてはならない品々がたくさんあります。それらの説明文も掲示されており、

ブータンについて詳しく学ぶことができます。

 

歴代の国王やブータンで撮られた写真も飾ってあったり、

衣装体験もできたりとブータンを身近に感じることができます。

 

JR福井駅からは徒歩10分。

是非お立ち寄りください。

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