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映画「ジョーカー」鑑賞

2019年10月06日

映画

 

「ジョーカー」を見てきました。バットマンの宿敵ジョーカー役と言えば、「ダークナイト」でのヒース・レジャーがあまりに強烈でしたが、今作を見ると、ヒースの記憶が薄まるほど、ホアキン・フェニックスの魂からの演技に引き込まれます。紛れもなくジョーカーそのもののホアキンがスクリーンにいました。そして今回はその生い立ちと共に描かれるため、ジョーカーの人間味も否応なく感じざるを得ません。だからか、登場するブルース・ウェイン(バットマン)の子ども時代を見ても、やっぱり悪のカリスマ・ジョーカーの方に肩入れしてしまいます。

 

ホアキンのダンスシーンでは能のような美しさもあり、太極拳のようでもあり、前衛的なのですが、それがとにかく完璧でした。走る姿も絵になります。

 

終盤、パトカーに乗ったジョーカーがゴッサムシティを眺めるシーンに流れる曲は、クリームの「ホワイト・ルーム」。選曲のセンスも相まった、このシーンのスタイリッシュでカッコいいこと!これぞまさに映画の醍醐味。素晴らしかったです。往年のロックファンにとっても胸アツですね。その「ホワイト・ルーム」が暗示するラストシーンの演出にも唸らされます。そして、格差、貧困、弾圧、移民排除、児童虐待、パワハラがはびこる現代、見ている側にも重い問いを投げかけてくる映画でした。(H.S)

秋の山

2019年10月03日

自然・植物・動物


幾重にも重なった山並に目を奪われました

 

先週末に長野県の白馬岳に行ってきました。栂池高原から白馬大池を経由して白馬岳を目指す予定だったんですが、標高2,379mの白馬大池で一晩テントを張って、その先へは行かずに引き返してきました。天気があまり良くなかったからです。白馬岳山頂はほぼずっとガスの中でした。白馬大池までの往復も時折小雨が降ったりガスにまかれたりといった感じでしたが、そのおかげか何羽もの雷鳥に出会えましたし、晴れの時とはまた一味違う色合いの風景も堪能しました。
TS

 


赤や黄色の葉っぱが鮮やかでした。木のてっぺんの丸っこい小鳥のようなのはオオシラビソの球果

 


足元にも紅葉が

 


白馬大池

 


登山道にひょっこり出て来た雷鳥

 

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