たのしみは…橘曙覧の独楽吟
2016年04月14日
昼休み、GENオフィスの近くにある大手町カフェに寄ってみたら
壁面にこんな紙が貼ってありました。
みんな「楽しみは…」で始まって「…時」で終わっています。
橘曙覧(たちばなのあけみ)の独楽吟にならって小学生が書いたんですね。
「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」
これは天皇御訪米の際にクリントン大統領がスピーチで引用したという一首。
こういう小さな喜びを見つける心がいいなあ。
こういう心を持っていると、人生が豊かになりそう。
またそれを記録する装置としての独楽吟という形式が絶妙です。
この橘曙覧という人はお酒も好きだったようで福井市橘曙覧記念文学館ではちょうど「酒と文学の楽しい関係」という何やら楽しげな企画展が開かれています(5月15日まで)。ますます親しみがわいて来ました。
T.S