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愛らしい小鹿たちの公開

2016年07月13日

京都・奈良

先月奈良を訪れた時、春日大社参道にある「鹿苑」(ろくえん)で小鹿たちが公開されていました。(公開は6月1日~30日)毎年5月から7月は小鹿が生まれる季節なのです。苑内を見るとブロックが
ところどころに置かれていて、小鹿たちはその中でくつろぐのがお気に入りの様子。というのも、
野生動物の本能で物陰に隠れて身を守っているんですね。そういえばうちの猫も狭いところに隠れるのが好きです(笑)

 

そして「鹿苑」に小鹿が集められている理由の一つが、ここにいれば人間に触られることがないという点。なぜなら、人間に触られて小鹿に人間の匂いが付いてしまったら最後、お母さん鹿は育児を放棄してしまうそうなんです。何とも無情な動物界の掟です。

 

さて奈良公園には今1000頭以上の鹿が住んでいますが、この鹿たち、実は飼われているのではなく、
野生なんです。ですから日が暮れると若草山のふもとにある森の中で休むために皆帰って行くそうな...。その光景、一度見てみたいものです。(H.S)

 


鹿苑の中で安全に守られている小鹿。お母さん鹿も一緒です。

 


小鹿用のブロックはやっぱり鹿の子まだら模様!

 


鹿苑にあった「鹿クイズ」から。
車にひかれる鹿が多いそうです。
で、答えは②ですが③も可能性あり?

 


答えは①です。角きりは江戸時代から続く今も人気のイベント。
今年は10月8日・9日・10日の3日間行われます。

 


答えは①です。鹿にとって犬は天敵。野犬に襲われて何頭もの鹿が死にました。
だから奈良公園に愛犬を連れて行くのは要注意。鹿が攻撃してくることもあります。
せめてリードはお忘れなく!