映画「帝一の國」鑑賞
2017年06月04日
すごく面白いという評判につられ、ついつい私も劇場へ。
映画は評判通りの面白さでとっても楽しませてもらいました。
出演者も皆イケメンというだけでなく、まったくぶれのない演技を見せてくれます。
まるでオスカルの再来のような間宮祥太朗、個性的な面々の中にあって一陣の爽やかな風のごとくの
竹内涼真、嫌な奴をおバカに徹して演じ切った野村周平、ドラマ「家売るオンナ」で個人的に注目していた千葉雄大はやはり頭角を現し、そうそう強烈な存在感の志尊淳も忘れちゃいけません。
菅田将暉くんに至ってはこれ以上ないハマり役でしょう。
それにしても4年前の朝ドラ「ごちそうさん」で杏ちゃんの、地味で真面目な長男を演じていた菅田
くんの今の姿を誰が予想したでしょうか。それに当時は誰も彼のことをイケメンだなんて言ってませんでした(笑)野村周平くんも朝ドラ「梅ちゃん先生」(2012) ではほんとに純朴だったっけ。そして
竹内涼真くんは今期の朝ドラ「ひよっこ」にもまもなく登場するとのことで楽しみです。「ひよっこ」は昭和三十年代からが舞台。涼真くんはすっきりした昭和顔なのですごく似合いそうですね。
帝一の父親役の吉田鋼太郎もあえて舞台並みの声の出し方で、この親子の掛け合いを見ていると自分
まで一緒に声を出してる気になって何だか全身がデトックスされたようなスッキリ感を味わえました。
和太鼓のシーンも見応えたっぷりだし、「マイム・マイム事変」は愉快。
台詞から発せられるメッセージを咀嚼する余裕も与えず、四の五の言わずとにかく楽しめ!と
スクリーンの中から畳み掛けてくるような映画でした。
クライマックスの生徒会長総選挙では、竹内涼真演じる大鷹弾のように、抜群に頭がよくて爽やかな
イケメンでまっすぐな人物が日本の総理大臣になったら...と思わず妄想。
監督は永井聡(あきら)(47歳)サントリーBOSSやカロリーメイトのCMなどを手掛けてきて、今作が長編映画3作目。前作は「世界から猫が消えたら」― この作品も見たいですね。(H.S)
こういう表情は菅田くんの真骨頂(帝一の國 公式Twitterより)
「応援上映」も実施中 上映館はコチラ
5月17日に TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた応援上映
応援上映の声援で一番人気だったのは弾(涼真)と森園(千葉)だったとか。やっぱり!
(シネマトゥデイより)