「夏」彫刻のある街のサックス奏者像
2017年07月25日
JR福井駅を背に中央大通りをまっすぐ歩き、大名町交差点を越えて100mくらいの所に、彫刻家黒川晃彦さん作のブロンズ像「夏」があります。駅から7, 8分でしょうか。その姿はニューオーリンズあたりの方が似合う気もしますが、平成10(1998)年に設置されて以来20年近くここに座っていて福井市民にはおなじみです。
道路を挟んでこの像の反対側には同じ作者による「春」と題されたフルートを吹く女性像があります。
いわき湯本駅前のサックス奏者像
By Altomarina - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39294050
ところで今年の春に宮城~福島を旅行してフラガールで有名なスパリゾートハワイアンズにも行ったんですが「フラガールと湯けむりに出逢える町 いわき湯本(JR湯本駅)」の駅前にこの兄弟たちがいたことを最近知りました。福井より早く平成6年~7年にかけて6体も設置されています。
(いわき市彫刻のある街づくり事業 彫刻設置作品一覧)
どちらも同じころに始まった「彫刻のある街づくり事業」で設置されたもの。ただこの事業、いわき市の方は確認できる限り平成24年まで継続していますが、福井市では平成9年で終わっているようです。あのサックス奏者は最後の一体でしょうか。
T.S