福井のカニ
2019年02月20日
福井のカニは、大きく分けると三種類あります。
大きくて高価なことで知られているのはオスのズワイガニ「越前ガニ」。
漁期は11月6日~3月20日。4月~10月は禁漁期間となっています。
多くの福井県民にとっても贅沢な食べ物で、普段よく食べられるものではありません。
出典:Rakuten
「背子(セイコ)ガニ」はメスのズワイガニです。小さいカニですが、
プチプチとした食感の外子(そとこ)と濃厚な内子(うちこ)が魅力です。
11月6日~12月31日が漁期 (1月10日に終わることもある)。
「越前ガニ」と比べるとお値段が手ごろなカニで、福井の食卓に上ることも多いです。
県内の学校によっては給食に出るところもあるそうです。
越前ガニやセイコガニは中身を食べた後も、日本酒を注ぎ「甲羅酒」を楽しむことできます。
オスの脱皮直後の「水ガニ」は、ちょうど今の時期に獲れるカニです。
「若ガニ」と呼ばれることもあります。殻から身がズボッと取れることから、
「ズボガニ」とも呼ばれています。ズワイガニと同様に足が大きいですが、
お値段は3分の1ほどで食べやすいので人気です。
私も先日、「水ガニ」をいただきました。やはり身が出しやすいので食べやすく、
身は他のカニより水々しくジューシーでした。県外から福井に来ていた友人も
いっしょに食べましたが、大きな身をズボっと出し、どんどん食べられるので大満足の様子でした。
福井県観光連盟の動画、「動画で観る福井、冬の味覚の王様!越前がに」を
シェアさせていただきます。迫力があるセリの様子も見られます。
去年と今年は不漁らしく、なかなか食べる機会がありませんでした。
来年に期待したいです。
まだ福井のカニを食べたことがない方も、是非機会があれば福井のカニを堪能してくださいね。
T.F