年縞博物館は福井の誇りだと思う
2019年04月12日
福井県年縞博物館全景(中央の細長い建物) 右は縄文博物館
福井県年縞博物館エントランス
三方湖と水月湖 右下の円内にあるのが年縞博物館
年縞の標本の前で解説する中川教授
科学って、何て面白いんだろう!
先月福井県年縞博物館で催された古気候学者中川毅教授によるガイドツアーに参加したんです。この博物館は教授の言葉を借りると「45mの土の塊を見せるためだけに作られた、トンがった施設」。
三方五湖の一つ水月湖の湖底から採取された7万年分の完全な年縞が展示されている世界で唯一の博物館です。
奇跡的な条件が揃って水月湖の年縞ができたこと、採取し標本を作るまでの苦労、そしてその標本からわかるダイナミックな地球の姿…
教授の話の面白さに魅了され、スケールの大きな現象を解き明かす科学者の視点に感動しました。
そしてこの施設を作った福井県を誇らしく思いました。
T.S