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映画「ロケットマン」鑑賞

2019年08月25日

映画

エルトン・ジョンの伝記映画 「ロケットマン」を見てきました。

 

エルトンを演じているのはタロン・エガートン。歌も彼自身が歌っています。「キングスマン」で初めてタロンを見た時に「この子は化ける」と確信しましたが、やはり。それにしてもエルトン・ジョン役とは!彼のまっすぐでピュアな歌声が、エルトンの楽曲の良さをより際立たせています。「ユア・ソング」をピアノで作曲しながら歌うシーンはハンカチ必須。忘れていた感情を見ている側にも呼び起こしてくれました。

 

また、エルトンの相方とも言える作詞家のバーニーとの出会いも忘れられません。バーニーを演じている俳優が私の好きなロバート・カーライルに似ていて、この人は誰?と思ったら、何と「リトル・ダンサー」でビリー・エリオット役をやったジェイミー・ベル(当時14歳)だったのには本当に驚きました。エルトンとバーニーが初めて会った時の、二人がどんどん輝いていく様子や、長く続く信頼関係には心を打たれます。

 

エルトンの成功と苦悩、孤独、アルコール・薬物依存やセクシュアリティを見事演じ切ったタロンの才能を存分に堪能させてもらいました。特に、有名になったエルトンが、かつて家を出た実父を訪ねるシーンでのタロンの演技は素晴らしいの一言。もちろんエルトンの名曲の数々もたっぷり楽しめる至福の映画でした。(H.S)