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高野山 パート-5 -弘法大師(空海)は建築家だった?-

2016年04月20日

日本の魅力


この写真「奥の院」の、奥の方に弘法大師(空海)が眠っています。*奥側は撮影禁止

 

弘法大師(空海)(774年-835年)は何をした人?

人里から離れ、修行に熱中できるようにと

高野山の頂上に金剛峯寺を建てた弘法大師(空海)。

 

他にも様々な偉業を成し遂げました。

今日はその一部をご紹介させていただきます。

 

804年(延歴23年)に中国へ留学をしました。

2年という非常に短い時間で、真言宗の元となる教え(密教)の全てを学んだのです!!

帰国後は真言宗を始め、学んだ事を日本でわかりやすく広めていきました。

 

そして綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)という大学を作りました。

この大学は日本初の、身分や貧富に関係なく学ぶことができる大学で

それまでの日本の教育のあり方を変えてしまいました!

 

実は弘法大師(空海)が身に付けたものは真言宗の教えだけではなく、

土木関連の技術もあったそうです。

高知県にある日本最大の農業用ため池「満濃池(まんのういけ)」の改修工事も行ったそうです。

 

山の上にお寺を建てただけでも凄いのですが、さらに大学を作ったり、工事もしたりと

尋常ではない行動力と知識に圧倒されました。

 

 

T.F