高野山 パート-6 - いつ高野山にお寺を作った?-
2016年04月27日
いつ高野山にお寺が作られたかご存知でしょうか?
807年 (大同2年)
平城(へいぜい)天皇から立宗が認められて、真言宗が始まりました。
弘法大師(空海)が真言宗のお祖師様(真言宗を作った、おおもとの人)です。
中国で学んだことを分かりやすく伝えました。
816年(弘仁7年) 6月19日
空海に修禅の道場、勉強の場として高野山を当時の天皇、嵯峨天皇より与えられました。
同年 7月8日
高野山を下賜する旨、勅許を賜りました。
817年(弘仁8年)
弟子達を派遣し高野山の開創スタート。
818年11月
弘法大師自身が高野山に勅許後(天皇の許可後)初めて登り、次の年まで滞在しました。
何もなかった大きな山を切り開いて、現在の高野山ができたのです。
弘法大師は仏教だけではなく、「できないことはない」
ということも伝えたかったのかもしれませんね。
T.F