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スタッフブログ

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ポスターのあの少女が大人になって来日! 2018年1月22日

2018年03月06日

ブータン

先日ご紹介した、ブータンで9年前に偶然写真を撮られ、ブータンミュージアムのポスターに起用されたソナム・チョキさん(当時14歳)が大人になって来福しました!大学生になったソナム・チョキさんは現在23歳になり、1月20日から約1ヵ月間滞在し、日本の生活を経験しました。

 

 

ソナム・チョキさん、日本食レストラン、花子の家で昼食

滞在2日目(2018年1月22日)のお昼ご飯は福井市の中心部にある「花子の家」でいただきました。 こちらのお店では母の味を大切にしており、全て手作りのものを出しているそうです。

 

 

日本食レストラン、花子の家の昼食、ボリュームたっぷりで500円

ランチ定食は500円で、このボリュームです!

女将いわく、おススメはコロッケとのことです。確かに、こちらのコロッケをいただいてみると、外側はサクサクで、中身はホクホクのカボチャとジャガイモと玉ねぎが大変美味しかったです。

 

ソナムさんはコロッケも美味しかったけれども、お味噌汁が一番美味しかったと感動していました。それもそのはず、こちらのお味噌汁は煮干からじっくりと時間をかけて出汁を取ったというものなのです。

 

 

ソナム・チョキさん、アニメ専門店、アニメメイト福井店の前

次にアニメイトへ行きました。

ブータンで大変人気のアニメ、「ナルト」と「ワンピース」は、ソナムさんも大好きで、この日は「ワンピース」のキーホルダーとペンを買っていました。

 

アニメイトを出た頃、ちょうど雪が強く降り始めてソナムさんと私は傘を持っていなかったので、100円ショップに傘を買いに行きました。

 

 

ソナム・チョキさん100円ショップセリア、アオッサ店にてお買物

ブータンには100円ショップはないので、興味津々でいろんなものを見ていました。

さすが大学生!文房具が好きだと話していました。

この日ソナムさんは単語カードと傘をゲットしました。日本語を覚えたいそうです。

 

ちなみに100円は、ブータンのお金で約57ニュルタムだそうです。

 

 

ボタン雪に感動するソナム・チョキさん、福井市ハピリンのスケートリンクのそば

帰りにはボタン雪が深々と降っていて、ソナムさんは感動していました。ブータンでは雪は少し降りますが、ボタン雪のような大きな雪がたくさん降ることはないそうです。

 

ではソナムさんの滞在日記、次回もお楽しみに!

 

T.F

 

こちらもお楽しみくださいね!

「ブータンで出会った少女との奇跡の再会」(GENスタッフブログ)

ブータンミュージアム公式サイト(福井市にあるブータンミュージアムのホームページ)

 

 

<1月22日に行った所>

福井おふくろの味

「花子の家」

福井市順化1丁目10-15

電話0776-30-1190

 

アニメ・コミック・ゲームの専門店

「アニメイト福井」

福井市中央1丁目8-17

テアトルサンク 1F

電話 0776-28-0255

 

100円ショップのSeria(セリア)

「Seria アオッサモール店」

福井市手寄1-4-1

AOSSA 3F

電話0776-89-1514

もういちど「冬の野鳥レストラン」に行ってきました

2018年03月03日

自然・植物・動物

2月28日の朝、もういちど福井県自然保護センターの「冬の野鳥レストラン」に行ってきました。このイベントは通常なら2月末までですが、今年は雪が多いので3月一杯実施されることになりました。

 

この日は僕が着く直前にリスが来ていたそうです。残念ながらリスは見られませんでしたが、25日には見られなかったコゲラやゴジュウカラを見ることが出来たし、アカゲラもこの前より長く姿を見せてくれました。
T.S

 

コゲラ
初めて見たコゲラ

 

ゴジュウカラ
かろうじて撮れたゴジュウカラ

 

アカゲラとツグミ
アカゲラ vs ツグミ

 

ヒヨドリ
果物が大好きなヒヨドリ

 

ヤマガラ
めずらしくじっとしていたヤマガラ

 

冬の野鳥レストラン
冬の野鳥レストラン

 

NHK「スーパープレゼンテーション」~長生きの秘けつとは?~

2018年03月01日

ビューティ&ヘルス

NHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」はTEDカンファレンスのプレゼンを厳選して放送している番組です。私も興味のあるテーマだと時々見ています。

 

先週は発達心理学者スーザン・ピンカーが「健康で長く生きる秘けつ」というテーマで話していました。キーワードは「ブルーゾーン」。ブルーゾーンとは、世界にいくつかある、長寿の人の数が飛びぬけて高い地域を指した言葉です。ちなみに日本にも一カ所ブルーゾーンがあります。沖縄です。ブルーゾーンは2005年のナショナルジオグラフィックのプロジェクトによるものですが、残念ながら現在、
沖縄県民の平均寿命は低下の一途をたどっています。

 


スーザン・ピンカー(NHK「スーパープレゼンテーション」番組サイトより)

 

そのブルーゾーンの一つ、イタリアのサルディーニャ島は100歳を超える人の比率が何とイタリア本土の6倍、北米の10倍です。スーザン・ピンカーによると、それは島民の楽天的な性格や食べ物とは関係がなく、人と人との関係が密接で、じかに会って交流することが多いからだそうです。

 

またプレゼンの中ではこんなデータも紹介されていてとても興味深かったです。
【死亡する可能性を最も減らした要因は何か?】
☆ では「低い要因」からいきます。(つまり死亡することにあまり関係ない順)
10.きれいな空気      
9.高血圧の治療     
8.体重が重いか軽いか  
7.運動            
6.心臓のリハビリ  
5.インフルエンザの予防接種 
4.禁酒          
3.禁煙
2.親しい人がいるか  
1.社会的統合    

 

運動よりインフル予防接種の方が長生きに効果ありというのは意外でしたが、堂々のトップは「社会的統合」。これは日々の活動でどれだけじかに人と交流があるかという意味です。それはソーシャルメディアでつながっていることとは違うそうです。メールなどではなく、じかに顔を合わせることで神経伝達物質が放出されて、ワクチンと同じように人を守ってくれると言うのです。

 

となるとやはり「孤独」というのは長生きにとっては大敵なのでしょうか。プレゼンの中では、話し相手が一人もいないという人が今や人口の4分の1もいるとも言っていました。そういえば、イギリスのメイ首相はこのほど「孤独担当相」を新たに任命したとか。

 

人と人との直接的な交流が認知症の発症率を低くして、免疫を強化、長寿の可能性を高めるというのですから、これは日本としても本腰を入れて取り組むべき課題かもしれませんね。(H.S)

 

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