福井から世界へ—日本の魅力を動画で発信

Language

スタッフブログ

%1

沖縄の世界遺産・首里城

2019年07月10日

先週末、沖縄に行ってきました。今回は沖縄本島のみの旅で那覇に宿泊していたのですが、那覇での観光と言えば、絶対外せないのが 首里城 です。

 

私は、首里城を訪れるのは3度目でしたが、何度来ても飽きない大好きな場所で、沖縄に来たー!と実感できるだけでなく、沖縄でも最強のパワースポット、琉球風水最高峰の聖域とも言われていて、ここへ来ると元気になる気がします。

 

1945年の沖縄戦で灰燼に帰した首里城ですが、1992年に本土復帰20周年を記念して国営公園として復元され、現存している首里城跡は2000年に世界遺産として登録されました。

 

ところで、首里城が本土にある城と決定的に違うのは、天守がないことと石垣が曲線を描いていること。首里城は城砦というより、中国の冊封使などを迎えて、もてなすための城だったんですね。(H.S)

 


那覇空港着陸前に機内から撮影

 


守礼門
「守禮之邦」とは、琉球が礼儀を守る国(邦)と中国から言われていたから

 


首里城のシンボル、真っ赤な正殿
中国の紫禁城をモデルにしたのは間違いないと言われています

 


国王が座る玉座
この玉座の前が首里城内で一番の撮影スポットです
扁額に書かれた「中山世土(ちゅうざんせいど)」とは、琉球は中山(琉球にあった王国)が代々治める土地であるという意味

 


東のアザナ(展望台)から見た裏からの首里城全容

 


東のアザナの別方角から首里の町を望む
手前の赤瓦が連なる建物群は沖縄県立芸術大学

 


国際通りのいかにも沖縄っぽいTシャツ屋さん

 

夜は、沖縄民謡の唄者、我如古(がねこ)より子さんの店 「歌姫」
右がより子さん、一番左で歌っているのは石垣島出身の宜保和也さん (沖縄県立芸術大学音楽学部 琉球古典音楽三線部卒業)宜保さん、福井でもライブしたいなーと言ってました。曲は、私のリクエストに応えてくれた沖縄民謡「谷茶前(たんちゃめ)」   

実は有用な黄色い花、ブタナ

2019年07月04日

自然・植物・動物

ブタナ

 

黄色い花が一面に咲いていてきれいです。タンポポにそっくりなこの花の名前は「ブタナ(豚菜)」。花粉症の原因として有名なブタクサとは別の植物です。

 

いわゆる雑草ですが原産地のヨーロッパではハーブとして食べられているとのこと。葉や茎を食べる他、根を利用してタンポポコーヒーと同じようにハーブティーを作る事もでき、なかなか有用な植物のようです。雑草扱いするのがかわいそうです。

 

ちなみに英語名はギザギザした葉っぱの形から「Catsear (Cat's ear 猫の耳)」、フランスでの俗名は「Salade de porc(豚のサラダ)」でこれが日本名の元になったとのこと。

 

この場所で草刈りの直後に撮ったのが下の写真です。上の写真はそのわずか2週間後。雑草扱いはかわいそうと言っておきながら何ですが、すごい雑草パワーです。
T.S

 

スターランドさかだに

ここは我々のドローン練習場所。背景の山は日本百名山、荒島岳。

映画「新聞記者」鑑賞

2019年07月04日

映画


日本ではこれまでなかった気がする、現政権批判というスタンスの社会派映画 「新聞記者」 を見てきました。

 

映画の題材になっているのは、ジャーナリスト伊藤詩織さんの告発や加計学園問題で、まさにリアルタイムで日本の権力の闇を描いている問題作です。

 

映画の中で内閣情報調査室の官僚・杉原が言う「僕は国側の人間だ」という台詞を聞いた時は、国側って一体何なのだろう、それに国側と国民側ってそもそも敵なのか、と疑問に思ってしまいました。

 

吉岡記者の亡き父が残した「誰よりも自分を信じ、疑え」という言葉もとても含蓄があり、映画を見ながら、その意味することを自分なりに咀嚼していました。

 

吉岡記者を演じているのは韓国人女優のシム・ウンギョンさん。以前見た韓国ドラマでは、妹役がぴったりの明るい女の子といったイメージでしたが、すっかり落ち着いた大人の女性になった彼女の成長が何だかうれしかったです。官僚役の松坂桃李くんと対峙する静かなシーンも印象的で、映画を見終って主演女優が彼女でよかったと心から思えました。

 

この映画は個人の政治信条関係なく、優れた一本の映画として楽しめるし、平和ボケと言われて久しい日本人にとって、何でも報道を鵜呑みにして思考停止に陥ることが一番危険だと改めて気付かせてくれます。そしてどんな事実であれ、できる限り情報収集をして、まずは自分の頭で考えてみることが大切だとつくづく感じました。(H.S)

 

ページ