福井神社の雪の朝
2018年01月31日
福井城址にある福井神社の雪の朝。
通学や通勤の人々が慌ただしく歩く道の脇で
ここだけ静寂に包まれた空間になっていて、
雪化粧した境内に一層の神々しさを感じます。
建物は打ちっぱなしコンクリートのモダンなもの。
元々は総檜造りだったのが戦災で焼失し昭和32年に
新時代にふさわしい建築様式として再建されたとのこと。
他ではみたことのない形の大鳥居を眺めていて、
過去の再現ではないところに魅力を感じ、
コルビジェや安藤忠雄が設計した教会を思い出しました。
ただ残念ながら現在は常駐の宮司がいません。
もちろんなんとかしようという努力もなされているのですが、
この神社は1,700あると言われる福井県の神社の中でも飛びぬけて格が高く、
普通の宮司では務めることができないのだ、
という話を先日ある神社関係者から伺いました。
TS
神社の横は福井城址のお堀
別格官幣社の石碑
外を通勤通学の人々が通って行きます