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スタッフブログ

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半端なく闘ったサムライブルー

2018年07月04日

スポーツ

FIFAワールドカップ2018でのサムライ達の闘いが終わりました。
2大会ぶりの決勝トーナメント進出に日本中が沸き立った後の非情な結末。
選手の皆さんは一体どれほど悔しかったことか。
サッカーでは 2-0 のリードが一番危ないとも言われているそうです。

 

ベルギー戦で失点するまでの彼らは、いわゆる「ゾーン」(極限の集中状態)に入っていたように
見えました。私が思う「ゾーン」の状態は ― 

 

・頭が冴える
・感覚が鋭くなる
・自信に満ち溢れる
・楽しい
・疲れを感じない

 

などですが、でもこの「ゾーン」現象、一瞬の油断で、魔法が解けるかのようにふっと消えてしまう
ものなのかもしれません。

 

彼らの悔しさを理解することなど到底できませんが、でもそこから這い上がる時に強靭なスピリットが生まれる気がします。

 

日本代表の皆さん、西野監督、スタッフ、本当にお疲れ様でした。
また4年後が楽しみになりました。(H.S)

 


写真は FIFA World Cup 公式ツイッターより
この乾選手の後ろ姿に思わず私までもらい泣き
それにしてもあのミドルシュートはすごかった!

若いツバメ

2018年07月03日

雑感

 

先日六甲山で撮った写真で、鮮明ではないですが枝にツバメが4羽止まっています。

 

福井の我が家のまわりでもやはり今年生まれたんだろうなという感じの、
ちょっとほっそりした若いツバメが何羽もよくさえずっています。

 

それが当たり前の光景なので考えたこともなかったのですが、
ツバメは減りつつあり県によってはレッドデータブック入りしているとのこと。

 

この若鳥たちがまた元気に帰ってきて、いつまでも身近な鳥であってほしいなと思います。

 

なお「若いツバメ」という言葉には年上の女性の若い愛人という意味があります。

 

女性解放運動家平塚らいてうの夫になる年下の画家が自らをそう表したというのが由来なんですが、
僕にとっては小説「美は乱調にあり」で読んだ印象の方が強くて、
本の中ではらいてうが言った言葉になっています。

 

かなり昔に読んだこの本、ストーリーはほとんど覚えていないんだけど
この題名「美は乱調にあり」は至言だなあと今でも思います。
T.S

かこさとしふるさと絵本館

2018年07月01日

おでかけスポット

福井県越前市出身の絵本作家、かこさとしさんが5月2日に92歳で亡くなられました。
かこさんの描くおおらかな絵本からはちょっと想像できませんが、かこさんは戦時中、航空士官をめざす軍国少年でした。しかし、視力が足りずに断念、同じ軍人を目指した級友たちは特攻隊員となり死んでいった現実と自分の判断への後悔から、せめてこれからの子どもたちには自分のような過ちはさせたくないと、亡くなる直前まで、ただただ子どもたちのためストイックなまでの創作活動に勤しんだ信念の人でした。

 

かこさんはご高齢ではありましたが、まだまだお元気でいてくれるものとばかり勝手に思っていました。そんなかこさんを偲び、作品の世界にもっと触れてみたくて、以前から行ってみたかった越前市にある 「かこさとしふるさと絵本館」へ行ってきました。

 

駐車場に着くと県外ナンバーの車もちらほら。館内に入ると、家族連れだけでなく、大人だけで訪れている人もいて、じっと絵本を読んでいる様子が印象的でした。

 

人気のシリーズはもちろん、緻密な内容で知られる『人間』や、ゴッホやピカソの名画を紹介している『うつくしい絵』などもここで読むことができますし、グッズの販売もあります。また2階では原画も展示されていて、かこさんの真面目で几帳面な性格が手に取るように分かり、改めてかこさんのすごさに感動しました。(H.S)

 


絵本館の看板

 


エントランスでは在りし日のかこさんと、おなじみのキャラクターがお出迎え

 


壁にもだるまちゃん

 


館内には、かこさんへのメッセージコーナーもありました(6月まで)

 


絵本館の全景

 


駐車場にあった看板
このだるまちゃん、インパクトありますね!

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