福井から世界へ—日本の魅力を動画で発信

Language

スタッフブログ

%1

My 旅のお供アイテム☆

2017年05月16日

今回、宮古島へ行った際に初めて携行したのがマイクロビーズのネックピローです。
空気を入れるタイプは持っていましたが、実はあれって使いづらいんですよね。

 

空気さえ抜けば確かにコンパクトにたためますが、空気を入れるのがけっこう面倒で、
それに女性は空気を入れる時に口紅が付くのですごく不快感があると思うんです。
私もそれが嫌で空気入れタイプはまったく使わなくなりました。そこで探したのがマイクロビーズの
ネックピローです。移動中、やわらかな感触のマイクロビーズで眠れたらきっと快適だろうなぁと…。

 

マイクロビーズ・ネックピローで検索すると、何とダイソーで324円で買ったという人にヒット。
無印良品のマイクロビーズ・ネッククッションなどは1,900円ですから、これはお得♪と私も早速、
最寄りのダイソーへ。

 

するとありました!無地や柄物など何種類かありましたが、私が選んだのが写真にあるブルー系の
もの。オシャレ~とまではいきませんが、機能性が大切なトラベルグッズですし、なんといっても
リーズナブル!ピローはスナップで両端を留めるようになっていますが、使う時は留めなくても大丈夫です。ていうか留めると首が絞まります(^^;) 左の布袋(これはセリアで108円)に入れて持って行きました。

 

邪魔になるかな?と思いましたが、とにかく軽いので持ち歩きに負荷もかからず、
いつも利用する小松空港までは車で行けるので気になりません。
もし置き忘れが心配ならカードリングでメインのバッグに付けておくのもいいかもしれませんね。

 

機内では寝ていることが多いので、このネックピローがあると首や肩が凝らなくて
本当に楽なんです。読書もこのままでOK!列車の旅でも重宝しそうです。

 

他にいつも持参するものは、アイマスクと耳栓、そしてサングラス。
ホテルによっては寝つけなかったり、外の音が気になったりということがあっても
これらがあれば安心です。ちょっとした睡眠導入グッズですね。

 

サングラスは、たとえ秋冬の旅行でも日差しが強かったり、晴れた日に運転する時は
必要不可欠のもの。紫外線の目へのダメージは計り知れませんし、
サングラスをしていると目元の小じわ防止にもなるんです。

 

サングラスを選ぶ時は、レンズはなるべく薄い色で、ただし紫外線透過率は低いものがいいですよ~。色の濃いレンズは目が疲れるのでおすすめしません。

 

他にもまだまだ便利なグッズがあると思います。ぜひ活用して快適な旅をしたいですね。(H.S) 

 

なんとなくスピリチュアル【宮古島・癒され旅 (その2)】

2017年05月02日

翌日は、まずアツママ御嶽(うたき)からお参りです。
ここは繁華街のすぐ近くにあって、学問の神様として信仰されており、豊年祭などの神事も
執り行われている御嶽です。

 

そして次はいよいよ知る人ぞ知る、神秘の(?)パワースポット新城(しんじょう)定吉さん宅の石庭へと向かいます。新城さんはもう亡くなられたのですが、管理をしている人がいるとのこと。
玄関で声を掛けると女性の方が出てきて、石庭の案内図をくれました。入場料は200円。

 

いざ石庭へ足を踏み入れると、そこは石庭というよりは手つかずの遊歩道のような、うっそうとした
ジャングルみたいな趣きもあり、サークルと呼ばれる芝生スペースもありました。
そして、新城さんがたった一人で30年以上かけて地中から掘り起こして立てた巨大な石柱がそこかしこに見られます。

 

庭はかなり広大で、森へと分け入るような箇所も多いので、私は一部しか見なかったのですが、それでも異次元に迷い込んだような不思議な場所でした。強力な磁場エネルギーを感じる人もいるようですが、私は特にそういったものは感じませんでした。

 

帰りに玄関に寄ると、先ほどの女性が出てきて「この石を持ってみますか?」と、珊瑚の化石のような石を私の両手に持たせてくれました。そして彼女がその石の上から手をかざします。しばらくすると、石の下からちょっと熱さを感じるような気がしてきました。そして石の重みでやや手に疲れを感じる
くらいの時間が経ち、ようやく終えると「石のエネルギーが内臓まで入りましたよ」と彼女が言うのです。その時は何の実感もありませんでしたが、不思議なことにその日は疲れも眠気もまったく感じませんでした。夜中になってもまだまだ起きていられそうな気分で、かといって神経が高ぶっているという感じでもありません。そして決して寝つけないわけでもなく、ぐっすり眠れたのです。

 

話は前後しますが、石庭を見た後は博物館や観光農園を回って、午後からは来間島(くりまじま)へと向かいました。

 

来間島は宮古島本島と来間大橋で繋がっています。来間大橋を渡りながら見る海には言葉を失うほど。そして島にはおしゃれなカフェや雑貨屋さんもあって、もちろん美しいビーチもある魅力たっぷりの島なんです。実はこの来間島も大神島と並ぶパワースポットらしいと知ったのは福井に帰ってからでした。今回の旅は宮古島が私にパワーをくれる場所を選んで呼んでくれたのかもしれませんね。(H.S)

 


新城定吉さんの石庭。石柱は560個以上もあります。これをたった一人で掘り起こしてきた新城さん。
その信念がパワーとなっているのかもしれません。

 


実はブーゲンビリアの花というのは中心の白い三つの小さな部分で、花びらのような紅い部分は
花を包んでいる葉っぱ(包葉)なんだとか。

 


こんな色のハイビスカスもかわいい♪

 


ドラゴンフルーツのソフトクリーム

 


来間島にいたヒージャー(山羊)、女の子で名前は「キラリ」
沖縄ではお祝い事で山羊を食べる風習があって飼われていたりするのですが
キラリは観光用みたいなので大丈夫そうです!

 


来間島の雑貨屋さんで「やちむん」(沖縄の焼きもの)を買いました。
沖縄に来るたびに少しずつ買い足していくのが楽しみです。

 


宮古島限定の泡盛「豊見親」(とぅゆみゃ)を琉球グラスで。
「とみちか」と注文したら店の人に「とぅゆみゃ」ですね、と言われました(^^;)

 


宮古牛の串焼き。美味しいに決まってます!

 

来間島の静かなビーチ長間浜(4月15日 16時半頃撮影 1’02”) 
中央にシュノーケリングをしている人が見えます。
ここはシュノーケル&サンセットポイントなんですね。
人が少なくて、のんびり海を眺めるだけでも癒されるビーチです。

なんとなくスピリチュアル【宮古島・癒され旅 (その1)】 

2017年04月25日

4月13日から16日まで宮古島を旅してきました。
宮古島には三度目の来島になるので、宮古空港に着くと
何だか「ただいま~」的な安らぎを覚えます。

 

気温は24度前後だったでしょうか。
それでもこの時期にしては寒くて異常気象だと島の人は話していました。
福井も直前にはかなり気温が上がる日もあったので、そんなに暖かくは感じないかなと
思いましたが、やはりそこは亜熱帯、湿度があるので体感温度はずっと高いです。

 

さて今回は旅の計画を立てているうちに期せずして何やらスピリチュアルな様相を呈してきました。
というのも、色々と調べるうちに宮古島自体に強いエネルギーがあるらしいこと、
また「大神島」へ行きたくて調べてみると、まさにそこは「神の島」と言われていることなどを
知って、こうなったら今回は宮古島のパワースポットを中心に回ってみよう!と思ったわけです。

 

ということで着いた日の翌朝、早速「大神島」へ向かいます。
島尻漁港から高速船で15分、宮古ブルーと呼ばれる美しい海の色に見とれていると大神島の島影はもう目の前に。港ではあらかじめガイドを申し込んでおいた観光協会のおじさまが待っていてくれました。ガイドの申し込みは 大神島HPをご参照ください。 

 

私の他に4名のお客さんと一緒に島を案内してもらいます。島の外周は2.7kmほど。干潮時には海を歩いて島を一周できるそうです。島には御嶽(うたき)と呼ばれる拝所や、神様が降りてきたと言われる聖なる場所がいくつもありました。また、波打ち際からでも青い小さな熱帯魚が見えるくらい海もきれいで、泳ぎにやって来る人も多いです。 

 

大神島の人口は今や26人。子どもはいません。ツカサとよばれる神女のおばあさんが島の祭祀を仕切っていますが、果たして近い将来この祭祀はどうなってしまうのでしょうか…。

 

この日は他にも宮古島最古の霊場と言われる「漲水御嶽」(はりみずうたき)と日本最南端の神社
「宮古神社」を参拝してきました。(H.S)  

 


大神島にただ一匹いるわんこのユリちゃん(10歳) 
とても賢くて一緒に島を案内してくれます。「きょうのわんこ」に出て欲しい!
ちなみに猫は人の数よりたくさんいるらしく、この日も何匹か遭遇しました。

 


大神島の遠見台からの絶景。海の中で黒く見えるのはモズクの養殖場です。
モズクの収穫が終わる7月には海がもっと真っ青になるんだとか!

 


遠見台へ続く階段。ガイドさんに教えてもらって自生の桑の実やアダンの実を
味見しながら歩きます。どちらも甘くておいしかった~ 

 


遠見台を下りて海岸に向かいます。もちろんユリちゃんも一緒。

 


なぜか防波堤の真ん中が削り取られています。
それはツカサのおばあさんから神様の通り道だから塞いではだめとのクレームが
ついたから。公共事業にまで口を出すツカサの権力、恐るべし!

 


漲水御嶽。中では女性三人が実際に座って拝みをしていました。

 


御嶽の石垣の上でまったりする猫たち

 


宮古神社では御朱印もいただきました。

 

夜は、宮古島で初めて島唄ライブ居酒屋を始めた店「ぶんみゃあ」へ(4月14日撮影 1’49”)
ライブでは絶対盛り上がるBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」
「金がないなら海にが行くさ、魚があれば生きられる、なんくるないさ やってみれ、働くからこそ
休まれる~♪ 」歌詞もなかなか味わい深いです。

対馬丸記念館と小桜の塔

2017年03月30日

少し前になりますが、NHK BSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」秋の旅編が沖縄で終わるという
ことで見ていました。
沖縄本島の旅、最後の視聴者からのお便りは「対馬丸記念館」とその裏手の方にある慰霊碑「小桜の塔」を訪れて欲しいというものでした。
お便りを出した女性のお父様は対馬丸の船長だったのです。でもその女性ももう高齢であり、慰霊碑を訪れることが叶わないので、「こころ旅」の火野さんに代わりに行って欲しいと言うのです。

 

実は私も以前この「対馬丸記念館」を訪れたことがあります。
それは奇しくもちょうど天皇皇后両陛下が来館した翌日というタイミングでした。
見学しながら涙があふれ、悲しみはもちろんですが、憤りとやり切れなさが否応なく湧き上がってきたのを覚えています。

 

では、対馬丸とはどんな船で、何が起こったのか、ご存知ない方のために簡単に記しておきます。
(詳しくは 対馬丸記念館のHP をごらんください)

 

昭和19年夏、太平洋戦争の敗色が色濃くなってきた日本。政府は沖縄での地上戦に備えて足手まといとなるお年寄りや子ども、女性を島外へ疎開させる命令を出します。
しかし海はすでに最も危険な戦場と化していました。

 

8月21日 対馬丸は長崎に向けて那覇を出港 三船団で学童2300人、一般疎開者1400人が乗船
8月22日 米潜水艦の魚雷攻撃により対馬丸撃沈 乗船者の8割が死亡  

 

しかし、悲劇はこれで終わりではありませんでした。
あろうことか日本政府は、この沈没について語ってはいけないと、かろうじて助かった生存者たちに
厳重な箝口令を敷いたのです。生き残った人たちを待ち受けていたのは脅しや差別でした。
そして何十年も口を閉ざしてしまった人も多いのです。 

 

米軍側は果たして女性や子どもたちが乗っている船だと知らなかったのか?日本政府は本当に他に手立てがなかったのか?など疑念は尽きませんが、子どもたちは両親と離ればなれになるという寂しい思いをこらえながら危険も知らず船に乗ったことは間違いありません。そして挙句の果てに台風が近づいていた海に放り出されてしまったのです。 

 

もし沖縄に行かれることがあれば、是非訪れていただきたい場所です。国際通りからもほど近く行き
やすいかと思います。そして何が起こったのかを皆さん自身の目で見て、感じてください。(H.S)

 


対馬丸記念館入口付近 

 


記念館近くの沖縄らしいガジュマルの街路樹とサンタンカの花

 

以下は館内の展示より




宮古島旅日記(その2)

2016年10月16日

宮古島の言葉はとても独特です。
それは、沖縄本島の琉球語や石垣島などの八重山方言ともまったく違っていて、
中でもユニークなのは「ぱぴぷぺぽ」の音を含む言葉が多いこと。
たとえば「うれしい」は「ぷからす」と言います。何ともかわいい響きですね。

 

また「ん」から始まる言葉も多く、居酒屋の予約席にはよく「んみゃーち ○○様」
とのカードが置かれていますが、この「んみゃーち」とは「ようこそ」という意味なんです。
「ようこそ」は沖縄本島では「めんそーれ」、石垣島では「おーりとーり」なので、
全然違いますよね。こういう言葉の違いを見ると、これらの島々はかつては
一つ一つが別の国みたいなものであり、独自の文化が育ってきたことを改めて感じます。(H.S)

 


島内には藍染めや宮古上布の織物を体験できる工房があります。
私は藍染めに初挑戦。染めるというのは実は酸化させることらしく、
藍染液から引き上げて空気に触れさせる時が意外と難しいのです。
この作業をまんべんなくやらないと染めムラができてしまうんですね。

 


たまたま通りかかったおうちの玄関先なのですが、いかにも南国らしく見事だったので思わずパシャリ。

 


マンゴー農園の一角にあるカフェでマンゴースムージーをいただきました。
コースターもさり気なく藍染めです。カフェの奥様がおっしゃるには、今年は宮古島には一度も台風が上陸していないので、海水温が下がらずサンゴ礁が白化したり、農作物にも
害虫が付きやすくなったりするそうです。台風のもたらす雨や風も自然界には必要なんですね。

 


大好きな宮古そば。沖縄そば(そばと言っても蕎麦粉ではなく小麦粉の麺です)の宮古バージョンで、沖縄そばより麺が細くてトッピングも少し違います。石垣島の八重山そばも好きです。

 


ある夜のメニューから。ラフテー(豚肉を泡盛と黒砂糖で煮込んだもの)とミミガー(豚の耳皮)
そしてオリオン生 → これは外せません!
沖縄で飲むオリオンビールってどうしてこんなにおいしいんでしょうね。

 


毎晩、三線ライブが行われている沖縄料理店でのステージの様子。
この演者お二人、ふだんは牛(宮古牛は絶品ですよ!)を飼いながら夜はライブ活動をしているとか。音楽が島の人々の生活と共にある、そんな宮古島の伝統がこれからも続いて欲しいと思うのでした。

ページ