夏川りみコンサート 歌さがしの旅 2018
2018年06月24日
先日、福井県坂井市にあるハートピア春江で夏川りみさんのコンサートがあり、行ってきました。
りみさんのライブを見るのはこれで4回目。
と言っても、これまではすべて野外フェスだったので、室内の会場で見るのは初めてです。
今回のツアーのテーマは「歌さがし」ということで、りみさん自身が今、本当に歌いたい歌は何かと
いうことを見つめ直して構成したそうです。
コンサートは、まず沖縄を代表する曲の一つ「芭蕉布」で始まりました。私も大好きな曲です。
大ヒット曲「涙そうそう」の他に「海の声」や、テレサ・テンも歌った「夜来香」(イェライシャン)を北京語で披露。最近は台湾でライブすることもあるそうです。
またジャズナンバーを英語で歌ったり、りみさんが生まれ育った石垣島に伝わる八重山民謡を
三線の弾き語りで披露してくれました。何を歌っても完璧なりみさん。これだけ実力のある歌手は他にはすぐ思い浮かばないです。
トークの中で、物心つく前から歌を歌っていたこと、ごはんを食べる時も歌っていて、家族から「ごはんを食べるか歌うか、どちらかにしなさい」と叱られたこと、子どもの頃から石垣島の歌謡大会では
飽き足らず、沖縄本島まで「のど自慢荒らし」に行っていたことなど、強者ぶりを次々と語ってくれました。
飾らない人柄で、沖縄言葉を交えた思わず笑いが起こるおしゃべりやカチャーシータイムも楽しく、
最後の一曲まで高く透き通った声が響き渡って、心が浄化されるようなひとときでした。
もちろんこの曲も歌ってくれましたよ!
曲を作ったBEGINも石垣島出身。この曲は石垣島のことを歌ってるんですね。
動画は2年前の「ムジークフェストなら」より、同じ石垣島出身の新良幸人(あらゆきと)さん
とのコラボ。(H.S)