スタッフブログ
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木村さんのギター
2016年03月27日
今年になって2度福井で演奏してくれた「情熱軍団」の木村さん。「BRIGHT EYES super-duper(ロック)」「キムラブラザーズ(フォーク)」「HAKKI(インスト・デュオ)」等のバンドで活躍するギタリストです。耳の聴こえない彼がどうしてギターを弾けるのか。ギターに秘密があるんだとライブの際にMCのMr. WIZARDが説明されていました。
そのギターを木村さんが岐阜のヤイリギターと共同開発した時の様子を伝えるビデオがYouTubeの「カゲテレックス The Shadow's TV X」というチャンネルにありました。
「なるほど、ネックが振動を感じやすい構造になってるんだ」と分かっても、それで音を感じ聞き分けるというのはやっぱり想像し難い世界なんですが…
ただ、木村さんが「耳の不自由な人だけでなく、年齢のために音が聞こえにくくなっている人…にこのギターを使ってほしい」と語っているのを見て、きっと多くの人にとってこの製品は福音になるんだろうなと思いました。木村さんがいたからこのギターが生まれたんですよね。
T.S
松浦秀人「もっと前へ」
2016年03月23日
また字幕作成前のフライング投稿。
シンガーソングライターの松浦秀人さんが自らのテーマソングとされる曲「もっと前へ」を、ギターの弦が切れるというアクシデントのため急きょピアノの弾き語りで歌いました。
大病を患い半年に及ぶ入院・闘病生活を経て社会復帰された松浦さんの歌はどれも自分の体験から生まれたもの。彼のような大病やあるいは大けがをしたことはなくても、ちょっとした事で僕も時々まともに歩けなくなったり立ち上がることすらできなくなったりしますから、健常者、障がい者と言ってもたいして違わないと、いつも思います。障がいなど関係なくみんなを勇気づけてくれる歌なんですね。
2016年3月20日、福井市のブータンミュージアムで開催された国際幸福デー記念イベントの一環として行われたライブ「ミュージケーション 音安心栖(おあしす) by プロスピュート」より。
※プロスピュートは名古屋を拠点に障害者支援活動をしている音楽応援隊「情熱軍団」の精鋭メンバーによるグループ。
T.S
夫婦で活動中!!福井のほんわか音楽ユニット「こばとさんご」
2016年03月17日
先日、地区の公民館で毎年恒例のコンサートがありました。
今年の出演者は、夫婦でライブ活動をしている音楽ユニット「こばとさんご」。
ご主人の小林さんは二胡の先生で、ギターも弾きます。
そして、とっても可愛くて癒し系の奥さま珊瑚ちゃん(大阪生まれ)
は歌と沖縄の楽器、三線の担当です。
レパートリーは、福井市民の歌、安里屋ユンタ、花、上を向いて歩こう、蘇州夜曲などなど。
特に小林さんの二胡による「トルコ行進曲」は必見!
珊瑚ちゃんの澄み切った声で歌い上げる沖縄民謡にもうっとり。
CDもリリースされています。
ご夫婦の息の合ったライブはもちろん素敵なのですが、
曲の合間に繰り広げられる夫婦漫才?のような掛け合いも楽しいです。
お二人ともおっとりしてるので
見ている方もほのぼの気分になれることうけあいですよ。(H.S)
勇気をくれる音楽
2016年03月10日
まだ字幕も作っていない段階でのフライング公開ですが…
先月28日に福井市のブータンミュージアム2Fホールで行われた音楽応援隊『情熱軍団』によるライブイベント、「ミュージケーション・音安心栖(オアシス)」での木村正明さんの演奏です。
彼はなんと聴力を持たないギタリスト。
それもギタリストが聴力を失ったのではなく、小さい時に聴力を完全に失って、その後独力で音楽を学んだという信じられない人なんです。
木村さんは中学生の時に長渕剛のパフォーマンスを見て感激し音楽をやりたいと思ったらしいのですが、いったいどうやって?
ギターのネックを持つ手のひらで音を感じるんだと説明されても全く想像できない世界です。でもここまでの努力についてはどんなに想像しても想像し足りないだろうということは容易に想像できます。
かっこいいなあ。
この日僕は用があって演奏を直接聴くことはできなかったのですが、後で記録映像を見て勇気をもらいました。
なお、情熱軍団の皆さんは3月20日(日)に同じ会場で行われるイベントにも出演されます。
T.S